昔好きだった歌のフレーズが耳を離れない。


 手をつなぐほど若くないから
 あなたのシャツのひじのあたりを
 つまんで歩いていたの


そう、彼と歩くとき、

若い恋人同志のように指をしっかり絡ませて歩くのがちょっと恥ずかしい。


歌のようにシャツの袖をつまむこともできず、

ちょっと離れて歩いていると、しっかりと肩を抱いて引き寄せてくれる。


その瞬間が幸せ。



いつか、彼と離れてひとりの時間を持て余す時が来たら、

真っ先に思い出すのはその瞬間のことかもしれない。




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