昨晩、久々にプリンを焼きました
お菓子の中でも簡単とされるプリンですが、本当にシンプルな材料しか使わない、こういうお菓子は、素材の良し悪しはもちろん、ひとつひとつの作業をいかに丁寧にこなすかで、味がだいぶ変わるので、作るのも緊張します
さて、今日はうまくいったかなぁ
こちらは、蒸し焼きして冷やしたもの
型の底を湯につけて温めて、プッチンすると・・・
こんな感じ
今回、私が作ったのは、たっぷりの卵と牛乳をバニラビーンズで香り付けしたシンプルな生地に、濃い目に煮詰めたカラメルソースがポイントの”THE 大人プリン”です
一番のポイントは、ほろ苦カラメルソース。カラメルは、グラニュー糖と少量の水を鍋で煮詰めて作るんですが、その鍋を火から降ろすタイミングが命
色が付きだすと、一気に焦げ始めたりするし、余熱で色づく分も計算しなきゃならないので、注意が必要です
成功したカラメルソースは、香ばしい風味に、ほろ苦さ、そして、ブランデーのような心地よい香りがふわっとするような気がします。そして、プリンはぐんと大人の味わいに
カラメルは焦げない限り、失敗にはなりませんが、やっぱり少し浅いと、「うーん、あとひと息！」という感じで、味にパンチが足りなくなります
小さい子供が食べるなら、こっちの方がいいかもしれないですけどね
今日のプリンは、舌触りもなめらかだし、カラメルソースも大成功 作ってよかった～
シンプルであればあるほど、ごまかしがきかず、味や見た目に大きく影響するから怖い
でも、言い換えれば、特別なものを使わなくても、丁寧に作ればおいしいものは作れるっていうことなんだろうな（ものによるけど・・・）
と、日頃、隙あらば手抜きしようとする私に言い聞かせようと思います