レコード屋、インターネット、出版物・・・生活の中で出会った気になるアルバムを完全に個人的主観で、それも勝手に紹介する手記で御座います。
まっ、ジャケ買いみたいなモノです。
第1回目の勝手にFeatureは、『Massive Attack』マッシヴ・アタックのアルバム”Heligoland”ヘリゴランドです。
完全にジャケットのインパクトにやられた1枚です。
マッシヴ・アタックは、UKのサウンドシステムを語る上で代表的な、ワイルドバンチのメンバーによって結成されました。
当時は、グラント・マーシャル(ダディ・G)、ロバート・デル・ナジャ(3D)、アンドリュー・ヴォウルズ(マッシュルーム) の3人によってマッシヴアタックはスタートをします。
その後、マッシュルームが脱退しダディ・Gと3Dによる2人組ユニットとして活動。
2010年のフジロックでは最終日のGreen Stageにてヘッドライナーも務めています。

Massive Attack
アルバム”Heligoland ”
2010・02・03 リリース
amazon、iTunesで購入可能
Heligoland
1. Pray for Rain
2. Babel
3. Splitting the Atom
4. Girl I Love You
5. Psyche
6. Flat of the Blade
7. Paradise Circus
8. Rush Minute
9. Saturday Comes Slow
10. Atlas Air
さてアルバムをiTunesにて購入。
¥1,500-也。
「安っ」
わたくしiTunesのヘビーユーザーであります。ちなみにamazonより若干安めでした。
「何やら、怪しげな効果音から始まりだしました。」
「なかんか渋いメロディーです。」
「全体的にジャジーなメローですな・・・。」
これは夜に明かりも点けずに、オーディオのイコライザーだけで聴きたい音楽です。
サウンド的にはダンスミュージックにカテゴライズされていますが、ダンスミュージックのイメージとは異なり、決して爽快でノリの良いモノではありません。
どちらかと言えば、ミドルテンポで重苦しい重低音の聴いた独創的なサウンドです。
彼らは、イギリスはブリストル出身であり、このようなエレクトロニカがブリストル発祥であることから、ブリストル・サウンドなんて言われていますね。
っで、こちらがマッシヴアタックのお二人。
向かって左が3Dことロバート・デル・ナジャ、右がダディGことグラント・マーシャルです。

Massive Attack、5作目となる本作は、前作”100th WINDOW ”より実に7年ぶりのオリジナル・アルバム。
前作”100th WINDOW ”には、ダディ・Gは参加しておらず、実質3Dによるソロ作であり、相方ダディ・Gの参加としては、約12年ぶりのアルバムになります。
しかし実際には3Dとダディ・Gが同じスタジオに入ることはなく、このアルバム”Heligoland ”は製作されています。
それでもフジロック2010では、2人とも同じステージに上がりヒット曲を披露し、健在ぶりを日本のファンに魅せています。
ちなみに前作”100th WINDOW ”のとき、ダディは、育児を理由にアルバム製作に参加しなかったそうです。
アーティスト:Massive Attack
オフシャルサイト:http://www.massiveattack.com/
SONGS:Atlas Air