フレイムタワー(アゼリ18 父ハーツクライ)
が育成中に競走能力喪失となり引退してしまいました。
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- 20/8/26 引退
- 「舎飼で経過を観察してきましたが歩様には依然として違和感が残っており、特に旋回時にはハッキリとハ行が確認できる状態です。複数の獣医師とも相談のうえ、社台ホースクリニックで状態を確認してもらったところ、残念ながら能力喪失との判断が下されました。ここまで気になった右前繋靭帯やトモの状態は良化が見られ、ここのところは何の不安もなく乗り込むことができ、状態も確実に上向いてきていただけに残念でなりません。愛馬のデビューを心待ちにされていた皆様には大変申し訳なく思っています」(早来担当者)「これまで牧場へ定期的に見に行っては右前脚の繋靱帯部の変化を特に気にして確認していて、8月上旬にも見てきたところでした。その時の脚元の様子は悪くなさそうで、このまま乗り進めていければ移動などの具体的な話を徐々にできるようになってくるかもしれないなと思っていました。そのときに、この馬とどう接していったらいいかなどを含めて獣医さんと1時間以上の時間をかけてじっくりと話もしていましたし、何とかいいレースをさせていけるようにしたいと思っていたのですが、その矢先に今回のことを聞きました…。これだけの良血馬を預からせていただけることはそうないですから、声をかけていただきとても楽しみにしていたのですが、今回のことはあまりにもショックで言葉になりません。ただ、せめてもの救いはこの血統を後世に残せそうなことです。もちろん脚元の怪我の治癒が必要になるでしょうが、命が無事だったのは何よりと思います。会員の皆様も大変ショックだと思いますが、この馬の分まで子供たちが元気に走ってくれることを心より願っています」(古賀慎師)母は米年度代表馬に輝いた名牝アゼリ、父はドバイを制し、競馬発祥の地であるイギリスの伝統レース・キングジョージ6世&クイーンエリザベスSにも挑戦したハーツクライという血統の持ち主であることから、世界が注目していると言っても過言ではなく、もちろん本馬には海外へ目を向けられるほどの成長を見せてほしいと期待を寄せ、デビューを目指し調整がなされていましたが、体質の弱さが垣間見られる状況でした。特に右前脚に疲れやすさがあったことから慌てずじっくりと育成を進めてきたこともあり、ここ最近は安定して調整できていましたが、その矢先に右後肢の種子骨を骨折してしまいました。手術は無事に成功したものの、NF獣医師、ならびに社台ホースクリニック獣医師による検査の結果、競走馬として復帰を果たすことは難しいという見解のため、ここで現役続行を断念することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
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キャロットのこの世代唯一の出資馬で、チームハーツクライの一員
残念ながら、デビューまでたどり着けませんでした…。
繁殖として活躍してくれることを祈っています
キャロットは先輩にプッシュした&最優先で落ちたディオスバリエンテとリエヴェメンテをこの世代の心の愛馬としてフレイムタワーのぶんも応援したいと思います!