旅 三人言 | FLYING KIDSオフィシャルブログ「FLYING KIDSの六人言」by Ameba

旅 三人言

さて、今日から新政権発足!と言う感じの世の中です。鍵盤担当の飯野竜彦です。

今回のテーマは「旅」。 うーん、何を書こうかな。とりとめもなく行きます。

小さい頃から旅好きで、最初の一人旅は、幼稚園卒業の春休みに、札幌の従兄弟の家に一週間。もちろん羽田までは両親、千歳までは叔父に、と送り迎え付きでしたが、就学前児童が飛行機に一人で乗るのは40年前には珍しかったのではないでしょうか。ちなみに機体はなつかしのボーイング727。今でもリアエンジンの機体に乗ると上昇角度のハンパなさに興奮しますが、初めて乗った時から怖さはなく、終止ウキウキしていたのを憶えています。蛇足ですが、この滞在期間中にあの「よど号事件」が起き、両親は相当気を揉んだようです。涙

小学生時代はもっぱら家族旅行でしたが、行き先はだいたい「山歩き」。小学校低学年だと3000m級登頂は無理があるので、南八ヶ岳周辺や南アルプスのふもと、乗鞍岳あたりをうろうろしてました。

中学生になると、自転車での遠出です。奥多摩湖あたりまでは日帰りでしょっちゅう行ってましたが、「輪行」(自転車をバラして携行袋に入れ、電車で遠隔地までいく)を憶えてからは関東甲信越どこでも行きました。ちなみに今現在、人生何度目かの自転車ブーム到来中です。

高校に入ってバイクの免許を取ると、これがこのまま行動半径の拡大に繋がるのですが、ここまでくると「旅」というより日常生活の足という部分や、いじったり直したり飛ばしたり、という、機械好き乗り物好きの面が強くなってしまい、バイクイコール旅、という感じでは必ずしもありませんでした。就職してから4輪の免許を取り、次第に足もそちらにシフトして行きますが、やはりもはやクルマはクルマとしての興味の対象であって、特に旅のツールというワケではありませんでした。それでも明け方起きて不意に思い立って日帰り飛騨高山とか柏崎とか、高速が完備してない時代にしては結構無茶なことやってましたけど。笑

デビューしてからはもちろん、FKが解散してからも他のツアー仕事を頂いていたので、かなり旅の多い人生だったと思います。(ちなみに浜ちゃんは熊本に行ってない、と書いていますが、3回は行ってますよ)
最近は新幹線がどんどん速くなってきて、仙台は終演後最終便で東京戻りとか、大阪なのに終演後東京戻りとか、だんだんツアーも「旅」感が薄れてきています。これはちょっとサビシイ事です。ラクと言えばラクなんですけどね。

で、やっぱり旅の醍醐味はバンド車、ツアーバスですね。
確かに大変だし時間もかかりますが、ホントに楽しいし、旅をしている実感があります。クルマで移動して、一つ一つの街を訪れてライブをやる。一つ一つの街でお客さんが待っていてくれる。これは、ホントに嬉しい、充実感のあることなんですよ。バンドの一体感みたいな感覚もすごく磨かれると思うし。

FKも一時期、日本全国クルマで自走してツアーやっていましたが、あの頃はホントに楽しかったし、あの時期がなければ今はないと言う気もしています。
難しいとは思うけどまたやりたいな。

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浜崎です。飯野さん、お邪魔します。
そうですね、熊本ではなく、鹿児島の間違いでした。

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