【中学受験】<特集 Day4> 学校見学候補の選び方② | 受験コンサルタントによる教育暖論

【中学受験】<特集 Day4> 学校見学候補の選び方②

~学校見学の戦略~


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▼はじめにお読みください (過去の記事へリンクします)
【予告】中学受験 ~学校見学の戦略~

▼特集目次
Day1:学校見学に行く前に読んでください
Day2:学校見学は3年間かかります
Day3:学校見学候補の選び方①
Day4:学校見学候補の選び方② ←本日!
Day5:学校見学で見るポイント<基本編>
Day6:学校見学で見るポイント<応用編>
Day7:後記
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昨日は学校見学候補の選び方<ステップ1>をご紹介しました。


①通学時間・交通手段の範囲

②男子校・女子校・共学校の希望

③進学校・付属校の希望

④どのような校風、教育理念の学校を希望するか



今日はステップ1で挙げた候補に偏りがないかの確認作業です。


偏りのチェックには偏差値を利用します。


偏差値に惑わされないこととDay1で強調しましたが、このメッセージとここでの偏差値の利用は、似て非なる考え方をしています。


偏差値から学校見学の候補を選ぶのではなく、候補を選んだ状態で偏差値を確認するという順番がポイントです。(くれぐれも誤解のないようにしていただきたいです)




では、候補として挙げた学校を、次の3つのグループにあてはめてください。


<1>チャンレンジ校


現段階では合格の見込みが厳しい、1段レベルの高い学校。


偏差値を目安にすると現状よりも7~10ポイントほど上の学校が相当します。



<2>実力相応校


現状の学力で十分に合格できるレベルの学校。


偏差値を目安にすると現状のプラスマイナス2~3ポイントほどの学校が相当します。



<3>押さえ校


現状の学力で余裕をもって合格できるレベルの学校。


女子の場合は現状よりも5ポイントほどの学校、男子の場合は現状よりも7~8ポイントほど下の学校が相当します。



結果、どのグループにも満遍なく学校名が入っているでしょうか?


グループ<3>にあてはまる学校がない方が多いのではないかと思います。


もし偏りがある場合は、何らかの「思い込み(噂・偏見・イメージ)」の下で候補を選択している可能性があります。


そのときは真っ白な状態でもう一度<ステップ1>から再考してください。




ここまで来れば見学に行く候補校は決まります。


そこで、最後にもう1つ大事なことをお伝えします。


候補を探す過程で、嫌だと思って真っ先に除外した学校にこそ見学へ行ってください


例えば、「男子校は嫌だ」とおっしゃるお子さんは、男子校の巣鴨や駒場東邦に行ってみましょう!


実際に学校の空気を感じてみると、ただイメージで嫌がっていただけで、その学校のことをとても気に入ることがよくあります。


私立中学校を自由に見学できる機会は今しかありませんから、最初から選り好みしないことをとにかく心がけていただきたいと思っています。



明日からは実際に見学に行った際のチェックポイントについてご紹介していきます。


引き続きぜひご覧ください!

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