何故、ここだけが焼け残ったのか?

 

焦土と化したラハイナの街の海岸沿いに、まるで合成写真で加工されたかのようにポツンと残った赤い屋根の家

A building appears untouched by the wildfire which destroyed the historic town of Lahania Thursday, Aug. 10, 2023, on Maui. (Kevin Fujii/Civil Beat/2023)

(Kevin Fujii/Civil Beat/2023)

 

Honolulu Civil Beatの記事より抜粋

 

フロントストリート271番地にあるこの赤い屋根の家は、ラハイナで大火災が発生する前は余り目立たない家でした。

しかし、今日、この家は四方八方を灰と瓦礫の山に囲まれて、皆の注目を集めています。

 

所有者のトリップ・ミリキン氏は、自宅が火災からほぼ無傷で残った事を知った時、ショックを受け、同時に罪悪感にさいなまれたと語りました。

 

若しかしたら、ただの幸運だったのかも知れない。
丁度良いタイミングで風向きが変わったのかも知れない。
最近行った家の改修中に行われた一連の思いがけない選択のお陰で、燃える木片等が飛んで来た時に、庭の一部を焦がしたり、壁のペイントを溶かして泡のようにしただけだったからかも知れない。

 

専門家は、おそらく上記の総てちょっとした条件が合わさった結果で、その改修で行われた要素は、最も経済的に家屋を守る為に重要なものだったと語っている。

 

骨の折れる改修工事

ミリキン氏とドラ夫人は、数年前に空き家で荒れ果てていたにもかかわらず、このフロント・ストリートの家に惚れ込んだのです。

 

パイオニア・ミル・カンパニー及びラハイナ・アイス・カンパニ―の会計係の家として知られるこの家は、1925年に近隣のプランテーションからフロント・ストリートに移築されたものだと考えられており、長い間、管理職者の家として使用されていました。

 

十年以上前にラハイナに住み始めたミリキン夫妻は、この家の前を自転車で通り過ぎる度に、たれ落ちた屋根、腐ったベランダや剥がれ落ちたペンキを修復する為にはどうすればよいかを話し合っていました。

 

この家は腐りきってはいましたが、骨格は見えたとミリキン氏は話します。

 

ミリキン夫妻は2021年にこの土地を購入し、郡と協力をして、歴史的保存計画を立て、その後およそ2年間にわたる改修プロジェクトに着手し、地元の大工や近所の人々の協力を受け、殆どの作業を自分達で行いました。

 

建物の500枚のガラス窓に手作業でガラスを張り、白アリの被害を丁寧に修復し、階下の家族部屋に生えていたきのこを掘り起こす作業をしている間に通りかかって話かける人々の姿は、近隣住民の誇りだったとミリキン氏は語っている。

 

改修中にミリキン氏は、屋根に工業用の鋼製素材を使用したことが、屋根から飛来する燃えた木などからこの家を守った最大の要因ではないかと考えています。

 

スタンフォード木材環境研究所の気候・エネルギー政策研究プログラム責任者のマイケル・ワラ氏は、おそらくこの家と他の家との最大の違いは、家の周囲に有った、既存の庭を掘り起こして、川の石に置き換えるというミリキン夫妻の選択が大きな違いをもたらしたのではないかと述べている。

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中略

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ミルキン夫妻はマサチューセッツ州への旅行中に火災の事を聞き、自分の家も燃えたと思っていたそうです。

そして、友人やご近所の方々、自宅の事を考えると寝込んでしまいました。

 

翌朝に、友人から電話が入り、ラハイナ上空を飛ぶヘリコプターから写された写真が送られてきた時、あらゆる建造物が焦土と化したその中に、一見全く無傷に見えるミリキン家の赤い屋根が写っていました。

 

それを見たミルキン夫妻は、感極まり、涙が止まらなかった、そして、罪悪感を感じ、今でもその罪悪感にさいなまれています。

A building appears untouched by the wildfire which destroyed the historic town of Lahania Thursday, Aug. 10, 2023, on Maui. (Kevin Fujii/Civil Beat/2023)

 (Kevin Fujii/Civil Beat/2023)

 

ミルキン氏は、自らの幸運と罪悪感を地域社会の活動に繋げたいと考えています。

彼は近隣住民や他の生存者の為に必要な資源を奪わないために、自らはできるだけラハイナの外に留まっている事が最善だと語っています。

 

しかし、彼と彼の妻が自宅へ戻ることができたら、自宅を再建しようとしている人々の為のコミュニティーハブのようなものとして自宅を提供したいと考えています。

 

 

現地及びアメリカ各地では、寄付活動等が行われていますが、混乱に乗じた詐欺や間違った情報も流されており、慎重な対応が求められています。

 

ライオンズ国際協会からは、既に緊急支援金がハワイに送られています。
ハワイ州のライオンズクラブからも連日支援の手が差し伸べられています。


世界最大の奉仕団体であるライオンズクラブは、その運営費等を世界中の140万人超のメンバーが納める会費により賄っていますので、皆様から寄せられる浄財とお心は無駄なく活用されます。

 

現在、続々とご寄付が寄せられていますが、特に以下のハワイ州ライオンズクラブへ送られる基金は、マッチング提供者が、集まった寄付と同額(2万5千ドルまで)を寄付しますので、その力は倍になります。

 

QRコード

 

 

海外からもドルの郵便為替等を送付する事が可能です。

送付先は
Hawaii Lions Foundation
405 North Kuakini Street, Suite 801, Honolulu, HI 96817, U.S.A
郵便為替、小切手等の支払指定先は”Disaster Fund”とご記入下さい。

 

今回の甚大な被害の回復には長い年月と多大な支援が必要です💰💰💰

そして、祈りも求められています🙏🙏🙏

 

金曜日には、日本からの寄付を携えてホノルルへ333-C地区の前地区ガバナーがお越し下さいました。

早速にホノルルのライオンズクラブメンバーにご紹介をさせて頂き、交流を持つ事ができました。

最後までお読みくださいまして、有難う互財増寿🙏💕

マウイ島やハワイ島の方々に大いなる癒しがもたらされます様、心よりお祈り申し上げます💓

 

そして、愛を分かち合って下さる皆様へも、素晴らしい恵みが降り注ぎますように❣

Flying Betty🤘

 

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