「ラジオ英会話」テキストの連載モノをざっくり振り返ってみるシリーズです

 
 
 

 

 名著への招待

Invitation to the classic books

 

 

【今月の作品】

 

ヘンリー・ジェイムズ

Henry James (1843 - 1916)

 

『ねじの回転』

~ The Turn of the Screw ~

前編🔲多彩な解釈が恐怖を呼ぶ

 

今月号も鴻巣先生の解説を読んだら作品を読まずにはいられません!


今日の時点で翻訳本を1回読んではいますけれど、作品解説が、来月号に続くので、感想などは次の回を読んでからにします 

 

 

 Chris's Ramblings

 

今月のタイトルは

 

SHAKESPEARE ー Still Alive and Kicking

シェークスピア ー 今でも生き生きとして面白い

 

 

2月号ではシェークスピアの大ファンであるクリスさんから、シェークスピアが作ったフレーズからのクイズが載っていますよ

 

全部で8つありますが、ここでは私が選んだ3問に挑戦してみてください!

 

1~3はそれぞれどんな意味でしょうか?

A~Cの中から選んでみてくださいね

 

1. The be-all and end-all (Macbeth)

2. Mum's the word (Henry VI, Part 2)

3. It is neither here nor there (Othello)

 

A. It's a secret, so don't tell anyone

B. The most important thing

C. It is irrelevant

 

 

みなさん選ばれました?

 

答えは記事下です!

 

 

 

 英単語は語源でニャンとかなる!

 

第23回 辞書の読み方①

 

角掛先生がふだん読んでおられる辞書を4つ紹介してくださっていました:

 

 

1.『英語語義語源辞典』(三省堂)

 

「説明は日本語で書かれていて、物語みたいに読める」

説明の読みやすさを重視するなら、この辞書がいいそうです

 

 

 

2.『英語語源辞典』(研究社)

 

「説明が日本語で書かれていて、印欧祖語の説明も載っている」

印欧祖語まで掘り下げたいときはこれがいいそうです

 

 

 

3.Online Etymology Dictionary(ウェブサイト)

「英単語と語源をリンクから飛んでどんどん調べられる」

ただし説明は全部英語

 

 

4.Dictionary.com(ウェブサイト)

「英単語や接頭辞・語根・接尾辞をサッと検索できる」

これも英語で書かれている

 

 

次回は辞書の読み方の紹介だそうです

 

 

 

 英語で読む武将列伝

 

 

今月号は「三好長慶」の巻

 

Also known as Miyoshi Chokei, Miyoshi Nagayoshi is consideted by some to be among the first "rulers" of Japan during the Sengoku period.

 

という出だしで、有名な戦国武将のようですが、私は知らず…

(歴史好きの夫は知っておりましたが)

 

そんなわけで、今回も内容には触れず(笑)、興味を持った単語を1つ取り上げます

 

その単語とは power-broker

 

Rather than attempting to overthrow the bakufu, Nagayoshi accepted the title tenkabito and assumed the role of an informal power-broker under the actual shogun.

 

下線部の訳は「実際の将軍のもとで非公式に権力を行使する役目を担ったのです」となっています

 

手元の英和辞典には power-broker は載っていませんでしたが、power-broking の見出しがあり、次のような定義でした:

 

黒幕政治[による政治介入]

 

CCADだと

 

A power broker is someone who has a lot of influence, especially in politics, and uses it to help other people gain power.

 

とあります

 

…とこれらの定義を読み、ある人物が思い浮かびました

 

 

その人物とは、現在NHK大河ドラマで放送中の『光る君へ』での道長の父、右大臣藤原兼家


かなかなの power broker ぶりではないでしょうか

 

ラジオ英会話と同じくらい『光る君へ』の放送も楽しみになっております✨

 

 

 

 ながめる英語図鑑

 

 

2月は【バレンタインデーをながめる】

(時期は過ぎてしまいましたけど…)

 

●ひと目ぼれ love at first sight

 

It was love at first sight.

(ひと目ぼれでした)

You stole my heart!

(あなたに心を奪われた!)

 

 

●キューピッド Cupid

 

Cupid's arrow

(恋愛の紙キューッピッドの矢)

 

 

●カップル、夫婦 couple

 

They are a cute couple!

お似合いのカップルだ!)

 

They are on a date.

(彼らはデート中です)

 

I'm going on a date with Chris.

(クリスとデートにでかけます)

 

 

●バレンタインのカード Valentine's Day card

 

 

●バレンタインギフト

Valentine's Day gift

Valentine's Day present

 

 

●プロポーズ proposal

 

She was surprised by his proposal.

 

 

●婚約指輪 engagement ring

 

 

●バラの花束 a bouquet of roses

 

He gave me a bouquet of red roses!

(彼は私に赤いバラの花束をくれたの!)

bouquet の発音を再確認する➡発音

 

 

●チョコレートの詰め合わせ a box of chocolates

chocolate は通常不加算名詞だが、この場合、箱の中にさまざまな種類のチョコレートが入っているので複数形

 

 

・欧米ではカードを贈るのがバレンタインの重要な習慣のひとつ

・ホワイトデーは日本発祥でアジアの国に広がっているが、欧米にホワイトデーはない

・日本ではバレンタインにチョコレートを贈ることが多いが、アメリカではチョコレートに限らずさまざまなものをプレゼントする

・必ずしも女性から男性に贈るのではなく、男女などで贈り合う

 

 

 

 学びのプロフェッショナル

 

第4回(最終回)は、作家で、「英語で読む戦国武将列伝」の翻訳もされている清涼院 流水さんでした

 

清涼院さんは「30歳まで英語力がまったく」なかったと。

 

でも大西先生がNHK教育テレビで担当されていた「ハートで感じる英文法」の再放送を見たことがきっかけで英語力が向上されたのだそうです!

 

印象に残った部分から2点取り出してみました:

 

1つめはリスニングについて

 

リスニング学習で「英語を100%聞き取れるようになること」は実は第1段階にすぎず、次の第2段階がある


リスニングは、「何か別のことをしながら「ながら聞き」しても理解できるくらいまで繰り返し聞くとリスニング力が伸び」るのだそうです

 

 

2つめはインタビューの締めくくりの部分から

 

何歳からでも、どんなレベルでも、何かを勉強して、どこかに向かっている。英文ひとつ、単語ひとつでも覚えて、その分、昨日の自分より前進している。そのこと自体がすばらしいと、声を大にして言いたいですね

 

 

実践的なアドバイスも満載でしたが、やり直し英語に取り組んでいる身には、特に最後の部分はとても励みになりました

 

 

読むとやる気が出るインタビュー記事ですメラメラ

 

 

 

 シェークスピア・クイズの答え

 

さて、クリスさんのよもやま話でのクイズの答えは次の通りです:

 

1. The be-all and end-all (Macbeth)

➫ B. The most important thing

 

2. Mum's the word (Henry VI, Part 2)

➫ A. It's a secret, so don't tell anyone

 

3. It is neither here nor there (Othello)

➫ C. It is irrelevant

 

 

みなさん、いかがでしたか?

 

引き続き、クリスさんの「よもやま話」で、読解力、語彙力、そして教養を身につけていきたいです(忘れず覚えていればいいんだけど笑い泣き

 

 

今回は以上です

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

See you next time!