『ファミリーテーブル』を使った設計案の検討
『ファミリーテーブル』という機能がある。
ボルトなど同形異サイズのバリエーションがある部品は
オリジナルとなる『ジェネリック部品』を作成しておき、
サイズが変化する寸法とその寸法数値を表で管理することで、
わざわざ、たくさんの部品データを作成することなく、
1つの部品データ内でたくさんの寸法バリエーションを効率よく管理し、
そして、モデリングの手間を省いてデータを流用する機能である。
この機能を利用すると、アセンブリ内の同形異サイズの
構成部品を置き換えることができ、
設計案の検討を効率よく行うことができる。
例4:長さ違いのコネクティングロッドを置き換えて検討する
このような「クランク」、「コネクティングロッド」、「ピストン」の
3つの部品からなるアセンブリで考える。
クランクに対してコネクティングロッドが組み付けられ、
さらにコネクティングロッドに対してピストンが組み付けらている。
つまり、コネクティングロッドには子供の部品が存在する。
そのため、現在のコネクティングロッドを抑制して
別のコネクティングロッドを組み付けて検討するという
技は使えない。
コネクティングロッドのサイズ違いのバリエーションモデルを作成する。
コネクティングロッドの長さ寸法を選択して
各数値のバリエーションを表の中で作成する。
今回はオリジナルを含め、5種類を作成。
アセンブリ上で、コネクティングロッドを置き換える。
モデルツリーで選択し、コンテキストメニューの『置き換え』を選択。
表示されたダイアログボックスからファミリーテーブルのデータを開く。
ここで、置き換えるための必要なサイズを選択する。
OKをクリックして閉じると、短いコネクティングロッドに置き換わる。
組み付け基準の軸がズレているので、
モデルを再生する必要がある。
モデルを再生すると、軸が合致する。
このようにすると、サイズの違う部品を簡単に置き換えることができ、
異なる設計案を検討することが可能になる。







