北国釣り師、花鳥風月

北国釣り師、花鳥風月

自分にとって生き甲斐のひとつ 釣りをメインに、周辺情報など勝手気ままに書いていこうと思います。
戯れ言、乱文、お許しください。
ヘナチョコアングラーですが宜しくお願いします

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9月20日夜中千歳出発、

やはり長距離ドライブの腹ごしらえは
すき家

途中道の駅で仮眠、

世間様4連休で釣り場はゴッタ返しだろうしとこの日はあまり期待していなかった。

名寄から下川、文明とはおさらばしたような緩やかな峠道、いつまでも同じ景色、

オホーツクに出たのは21日朝。海から向かい風、2mの波
海面真っ白、諦めモード、
釣り場に着いたのは昼頃だった。
まずは番屋で準備、




とりあえず高台から釣り場を見渡す。
意外と釣り人が少ない。



常連さんが数人、代わる代わるロッドまがってる。 
自分も身支度済ませ浜辺に向かう。
魚の溜まってる場所に人が集中してて自分の立ち位置から難しい釣りになった。

タックル、
B&Wノルウェースペイキャスター1511 
ライン、スカジットインターボディ、
15ftタイプ3ティップ
リーダー、ショックリーダー25lb
フライ、ピンク、赤等

キャストするもすぐに浜辺に流される。

そんな中最初のヒット、
軍隊カラーのオス、写真も撮らずにリリース

釣り終了間際に70オーバーのメス捕獲

数年ぶりのコンディションのいい鮭だった。

この日、昼過ぎから満潮で高波になるから釣り終了、
雄武町の温泉に入った。

この温泉の入り口にある巨大なカニ、木の彫刻でできている。いくつものパーツを繋ぎ合わせて見事な完成度である。

夜、番屋で常連さんとアルコールライフ。
元自衛隊の常連さん、ホットサンドの好きな人
何でもホットサンドにしてしまう。
今回はなんと豚まんをホットサンドにしてしまった。

これがなかなかイケる。

そして22日
朝一から海は底荒れ、
河口前枯れ葉、昆布巻き上げ状態
釣りモードダウン、

昼前あたり干潮から上げ、今度は岩場からの釣り、岸から15m位先の平たい岩が2つある。
その後ろに鮭がゴッソリいる。
常連さんの一人が波の中岩場を渡り
そこにいる鮭をヒットさせるも大半がスレ
ばらしの繰り返し。
自分も岸ね岩場に上がってキャストするが、

直接2つの岩場に向けてキャストすると
地球を釣ってしまう。
横気味にキャストしてドリフトしながら岩場の奥にフライを送り込む。上手く入るとヒットする。やはり大半スレ、ばらしの連発、とりあえず小型のオス、きっちり口にフライが掛かっていた。

気がつけば上げ潮、自分の立ってる岩の後ろ50センチ以上水没、底が見えづらい、鮭ヒットさせるも陸まで歩くも何度も転倒、夕方で釣りを止めた。

夜番屋で


皆さんウェア乾かしながら
いろんな食材&アルコールライフ

そして23日、とりあえずオス、メス各1本ずつ捕獲したから本来なら帰る予定だったが、5連休という事、あとウチの冷凍庫のスペースから
鮭の漁獲割当て量5本ある事からあと2~3本狙う価値はあった。

そして23日、朝一目が覚めたのは朝5時、一昔前なら遅刻、釣り場を見渡すとルアーの方々が並ぶ。あまり上がってる様子がない。

諦めモードでとりあえず身支度、岩場横の浜辺で、
常連さんたち横一列に並びフライをキャスト、
昨日までの荒れた海が収まり、波の中、鮭が見える。早速3本捕獲、

うち1本捕獲するも油断してるうちに
数センチの水溜まりから脱走、

写真下、80センチのメス、スーパー銀ピカ
上の75センチのオスが小さく見える。

昼過ぎから初日の浜辺で鮭の群れ、波打ち際の奥にいる。時々姿が見える。
ヒットする大半がオス、銀ピカが多い事から
新しい群れらしい。


波の中にキャスト、スレ掛かりで50m走られ
苦戦する3時間程で5本、
どれもいいコンディションの鮭、
数年ぶりの快挙!
漁獲割当て量オーバー分は釣れてない人にあげ
て、自分の持ち帰り分5本となった。


その日の晩、釣れなかった組が夜戦に出撃、

自分と番屋の持ち主の常連さんといろんな話しになった。

今自分が入れて頂いてる番屋、数年前からあった土地問題、以前釣り人が車を止めていた場所、大半の人達が人様の私有地と知らない人が多く、旭川の某釣具屋が、つり新聞の釣り場情報に駐車場と書かれた事件もあった。

去年この土地は水産会社に売却され一般人は立ち入り禁止となった。

そこで、また別の水産会社が特別に私有地を常連さんたちだけに提供して頂ける事になった。
そんなこんな事情から自分の友人知人に簡単にこの場所勧められなくなった心苦しい一面も
ある。

そして今年も数回来たオホーツク、常連さんたち現職自衛官が定年を迎え、古株の方々が釣り場から消えていく。
この釣り場に初めて来た2005年、いつも月曜日から金曜日まで滞在していた長老、
病気が悪化してこの場所に姿を現す事がなくなった。

24日、朝一目が覚める。高台から釣り場を見る。ルアーの方々が並ぶ。この日は番屋で広げた自分のモノを片付け、7時あたりに常連さんに挨拶してオホーツクを離れた。


夕方千歳に戻り、鮭解体ショー、
翌日塩焼き、ルイベサラダで打ち上げ、


あとオホーツクの番屋裏で今年も立派に仕事してくれた道具に乾杯

また来年、釣り環境がありますように