私は自宅で不安でした。
結局妻を送り出した後
ネットで、小児、腹部、腫瘍 というキーワードを検索し
三女の身体に何が起こったのかを確認していました。
ネットで検索すると
悪性やら、予後やら
見たくないキーワードばかり。
ただただ不安でした。
そして1人で泣いてました。
二世帯で同居しているため
母にも報告。
状況は分かりませんが
泣き崩れます。
とにかく一刻も早く、娘の顔が見たいので
上の2人の世話を終わらせ
病院へ行く準備をしました。
嫁さんからのメールでは
入院した中核病院では小児外科がないため
市内にある小児専門病院に転院する可能性が高いとのこと。
とりあえず病院に向かいます。
たまたま個室しか空いていなかったので、
嫁さんも付き添えました。
本人は熱があり辛そうでしたが
そこそこ元気。
点滴が入っているくらいで
まだ治療はありません。
担当して頂いた先生の尽力もあり
すぐに転院できることに。
とにかく、うちの病院では対応出来ないとのこと。
一旦自宅に戻り、入院の準備をして
小児専門病院に行きました。
土曜日の午後のため、もちろん救急扱い。
先生の到着を待つ間、ベッドで休みます。
しかし、腹痛も酷くなっており
苦しそうな声で痛い痛いと。
本人の前では泣くまいと思っていましたが
涙が止まりません。
前日の夜から付き添っていた嫁さんに
コンビニで何か買って食べるように言い聞かせ
私1人で見ていました。
すると母親が見えなくなり不安になったのか、本人も泣き出してしまう始末。
こういう時、父親ではダメなんだと痛感しました。
診察してくれた先生は小児外科の専門医。
お腹のCTを見せて頂きましたが
本当にお腹いっぱいに広がっていて
他の臓器を圧迫していました。
卵巣腫瘍疑いでそのまま入院となりました。
外科病棟に入院となり、すぐに点滴も始まり
入院生活がスタートです。
この日は消灯時間まで付き添いましたが
帰りの車中では夫婦二人とも泣きながら帰りました。