4か月半を無重力の宇宙で過ごして帰還した若田光一さんは、自らの身体を使っての人体実験で、人間の身体の順応性の高さを実感したといわれています。
人間の身体はその環境に応じて常にその機能を変化させながら生きています。重力のある環境では重力に適応した身体になります。無重力では無重力に適応した身体になります。
「家に閉じこもってごろごろ過ごす、ちょっとした移動も歩かずに車を使う、それはまるで、重力の恩恵を避けている生活です。」
現在日本のの国民医療費は30兆円以上といわれています。国家予算がこんど95兆円になるとかならないとかいわれていますから、国家予算の約3分の1の金額が日本では医療費に使われています。それでも病気が減ったわけでもなく、高齢化にともなって、病気も増え、病人も増え、医療費も増加の一途を辿ります。
「高血圧、糖尿病そして骨粗鬆症,鬱病などと日常生活との関係については、多くの報告がなされています。不健康の背景には、身体を動かさない生活が隠されていることが多く、つまり身体を動かさない生活は、年間1兆ドルの損失につながり得る、と試算しています。」
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