フライバーの原形はここでは何度も書いていますが、ポゴスティックです。そのポゴスティックというのが、日本で1956年に一大ブームを巻き起こしたホッピングのルーツです。
日本でホッピングがブームになるずっと前の1920年代にアメリカでも大ヒット商品となります。
だから戦後日本でホッピングがブームになるのは十分に予想できたことですが、このただ、上に跳び上がるだけの道具がどうして世界的にヒットしたのでしょうか?
日本のホッピングブームは、1956年に続いて1980年にもまた訪れます。そして現在でもいわゆる『玩具』の市場では根強い人気があるようです。
そしてまた昨年あたりからまたホッピングのブームになりそうだと予測するむきもあります。
単なるジャンプする道具がどうして人を魅了するのでしょうか。
この答えを知るには、ホッピングやポゴスティックを経験してみなければなりません。しかし、これまでは、ホッピングは子供の玩具でした。大人の体力や体格に合ったポゴスティックが日本にはなかったのです。
子供は理屈でなく、愉しいものにはすぐに飛びつきます。そしてホッピングやポゴスティックが跳ぶ愉しさを味わわせてくれます。ただ跳んでいるだけで愉しいのです。だから、50年前のブームの時は、やり過ぎて骨膜炎になる子まででてきたといわれています。
高く跳びたいというのは子供だけの専売特許なのでしょうか?
フライバーの開発者のひとりであるアンディー・マクドナルド
も云っています。
『僕は本当に小さい時からぴょんぴょん跳ねるのが好きだったんです。赤ん坊の時にはバンジーコードで吊るされた『ジョリージャンパー』でバウンドするのが好きだったみたいで、ママがシャワーを浴びている時に勝手にそのシートでバウンドしてひっくり返っていたらしい。まさに今の自分を見通しているようだね。
その跳ね上がる道具もママのベッド、ポゴスティック、そして時々トランポリンというふうに移っていったんだ。中でもポゴスティックは僕を魅了した。何しろ、スケートボードのようにいろいろなトリックができたのだから。
しかし、身体が大きくなってくると、その僕を魅了したポゴスティックでは思ったようなジャンプやバウンドが得られなくなってきたのだ。つまりポゴスティックでは大きくなった身体をバウンドさせることはできない。そして身体が大きくても楽しめるポゴスティックはないものかと調査を始めた。こんなことを考えているのは僕だけなだろか。』
大人もやっぱり高く跳びたいのです。しかし大人になるとより頭で考えるようになります。
『こんなただ跳ぶだけのことが愉しいわけないじゃないか。どうせすぐに飽きてしまう。』
そしてフライバーは決して安くはありません。ポゴスティックなら5000円以下で大人でも使えるモデル(マスターポゴ、FBマスターポゴ)が買えますが、フライバー800は税込みで39,900円もします。よっぽどWiiのほうがいいじゃないかと、頭で考えてしまいます。
今わたしたちは、フライバーに一度乗って跳んでもらう機会を増やすことに全力を傾けています。それは、『フライバー感覚』を味わっていただきたいからです。子供の体格なら今までのポゴスティックでも十分浮遊感を味わうことができますが、残念ながら大人の体格では不可能です。しかしフライバーはそれまでポゴスティックでは跳べない高さに身体を持ち上げてくれるのです。大人になっても子供の頃味わったあの感覚を味わうことができるのです。
お近くのショップでフライバーを見かけたら是非、試してみてください。
ENJOY THE VIEW!!
