フライバーが開発された理由のひとつとして、大人でも十分に楽しめるポゴ・スティックということがいえる。しかし現実には、その大人でもちょっとやそっとでは歯の立たないモデルが存在する。
名付けて、スーパー・ポゴ。フライバー800に匹敵するぐらいの重量で、まさに鉄の塊(かたまり)である。フライバーなら、ピストンの長さも跳躍力も体重や脚力に応じて調整できる。しかしこのスーパー・ポゴは、コイル・スプリングがその原動力だから、調整などできるわけがない。対応年齢は14歳以上で、体重は54kg以上なければ乗っていけない、となっている。
わたしの体重は70kgちょっとだが、フライバー800ではピストンの長さを最大にして、スラスター・ラバーも8本装着して気持ちよくホップしているが、このスーパー・ポゴはうんともすんとも動かない。
正直、日本人には向いていないポゴだと思っているが、元祖アメリカでは、このスーパー・ポゴはフライバーが登場するまでは大人のポゴ・フリークには絶大な人気を誇っていたらしい。
つまり、簡単に沈み込んでしまうような軟なポゴでは、満足できない身体の大きな、そして脚力に自信のある男たちには、このスーパー・ポゴしか選択肢がなかったからなのだ。
日本でもきっとそういう人たちはいるに違いない。しかし、間違っても体重が70kg以下の人はこのスーパー・ポゴを買ってはいけない。しかし、体重が80kgを超えているのなら、空高く舞い上がるための選択肢は二つに絞られる。スーパー・ポゴかフライバー1200である。