アメリカと違って日本は国土が狭い。住宅事情だっていいとはいえない。しかしだからこその『フライバー』なのである。
『フライバー』はモバイル・トランポリンと謂われている。携帯トランポリンである。もちろん『フライバー』をポケットに入れて持ち運ぶわけにはいかない。しかし車で持ち運ぶことはできる。ミニ・トランポリンだって持ち運べるといわれるだろう。しかしミニ・トランポリン(リバウンダー)といわれるトランポリンの跳躍力を考えて欲しい。跳躍力もミニなのだ。
いや、そんなミニな跳躍で十分だとおっしゃるなら、ポゴスティックを買えばいい。しかし一台のマシンで調整できるのが『フライバー』のいいところである。一人一台持つことはない。いや、マイ・フライバーが欲しくて、トリックに挑戦したいなら独占する必要があるだろう。しかし美容と健康のために『フライバー』を使うなら一家に一台あればいい。
1956年当時、『ホッピング』が一大ブームを巻き起こした時、子供たちはいったいどこで『ホッピング』に興じていたのだろうか。もちろん想像である。想像ではあるがまず間違いないだろう。それは『どこでも』である。ほとんどが屋外で、どこでもお構いなしに跳んでいたのだろうと思う。何しろ跳びたくて仕方がないのだ。だから、胃下垂になる子が現れるのだ。胃下垂になるぐらい跳ぶというのは並大抵の跳び方ではない。それもたぶん一人やふたりではなかったのだろう。『ホッピング』はその当時、それぐらい子供たちを魅了した『遊び道具』だったのだ。
フライバーの遊び方は自由である。美容と健康のためにやるもよし、トリックに挑戦するのもいいし、ただ跳ぶだけでも構わない。やる場所だってだから、人の迷惑にならないで、安全性が確保されるところならどこでもいい。
何しろこの高く跳ぶという感覚を一度経験してみて欲しい。きっと懐かしい感覚を味わうはずである。高く跳びたいというのは本能である。
