久々の車中泊を楽しむつもりでしたが想定外の寒さと夕飯食べた後の心地良い睡魔に負け、20時前に泥のように寝入ってしまいました。

お陰で今朝は真っ暗な5時半に目が覚めたので吾妻川の畔にある東吾妻町岩井親水公園へ向かいました。

ここが吾妻川のマス釣りの原点?でもある岩井親水公園前の流れ、上流側です。

コッチは下流側。

ガキの頃の吾妻川は万座や草津からの中和されない強酸性の川で、岸の石は皆赤茶色で当に死の川。

実家から直線距離で1kmも離れてなく野遊び圏内なので良く探索には行ってましたが。

そんな流れが渋川の利根川合流まで続いてたのでした。

相当前に中和され魚も住める川になったものの、ガキの頃からの強烈な記憶から近年まで釣りの対象とはしてませんでした。

コレは今年度の漁協の放流計画表です。

渓流禁漁後もココから400kg(内ハコスチ60kg)も放流してるのです。

しかも近年から始まったコトではなく、結構前から実施してるため下流域には半野生化したロクマルクラスのハコスチまで居るってんですから無視する訳にはいきませんよね。(YouTubeでもお馴染み?)

年鑑札にも承認期間”~2月末日”とありますね。

※魚種エリア限定ではありますが

そんなんで気にはなってたものの、吾妻川のポイントは把握できておらず全く以って未知のエリアのため、先ずは放流場所の親水公園からスタートすることにしました。

放流場所は瀬の連続のため先ず残らないだろうと少し下ったトロ場で先ずは様子見することに。

その前に朝飯ですね。

今回も強風対策として、ポタ電と電子レンジをお供に連れてきました(笑)

ライスバーガーを頬張りながら水面を凝視してると、ん? ラ、ライズだ!!

と、思ったらコヤツが潜った波紋でした(笑)

瀬頭からいい流れが続いてたんですが、潤井川で好評だったウェットニンフをアウトリガー的に沈めてみたりウェイトを軽くしスイングしたりもフンともスンとも。

やっぱり皆下ってしまったのでしょうか、10時過ぎに移動しました。

移動と言っても川に接する場所を探すのにも一苦労。ある意味北海道の川みたく橋の傍がポイントになりました。

しかし、やっとアクセスできたと思ったら瀬の連続とか、おまけに今日は風もなくポカポカ陽気と来たもんだから、

昨日、お世話になったカイロは今日は余計な代物に。

更にパッチもフリースも汗かく要因なので、夏に近い服装でウェーダーを履きました。

やっとまともの瀬に辿り着きました。

アウトリガー的に手前を探り流心から先はダウン気味にキャストし、スイングさせてるとコツンコツンと手元に感ずるのですが魚なのか底石にウェイトが当たってるのかよう分からんでいると、「ゴンゴン」と。

重い流れもあって大きいと勝手に判断、心臓バクバクも流れからジャンプし飛び出したサイズに”あらららら”。

まさかホントに釣れるとは思ってなかったのでネットは車でお留守番、フックは相変わらずバーブレスなので岸に寄せハンドランでイングするまでドキドキでした。

しかし、この尾鰭、放流君とは思えないほど美形です。

この流れに揉まれると再生するのも早いのでしょうか、YouTubeの主役も皆、ヒレピンなんですよね。

この瀬で次はありませんでしたが、今日の目的はこのヒレピンだったのでサイズはこの際関係ありません。

その後に見つけた瀬でもコツンコツンは有ってもなかなか乗らず、半ばあきらめてたところでドスン!

この子はヤバかった。

5番ロッドだから捕れたのかなと。

ノーマルなのかハコスチなのかは分かりませんが、ブッとい流れとあいまってかなりの強者でした。

最初の子はウェットニンフでしたが、ロストしてしまってたのでクロカワムシモドキを転がしててのドスンでした。

その後20cmくらいのヒレピンも釣れたのですが、ハンドランディングに失敗してしまったので画はありませんがサイズからして放流モノとは思えない美形だったのでもしかして自然繁殖??

因みに、二世代のエルモンみたいの結構ハッチしてたけどライズがなかったのが残念、ライズがあればドライでも楽しめると思ったんですけどね。

昨日の野反湖は最悪も今日は出来過ぎの一日となりました。

遅めの昼飯を食べたらお腹だけじゃなく気持ちも満足したので15時前でしたが帰路に就くこととしました。

今まで上野村のハコスチばかり行ってましたが、実家傍の吾妻川も捨てたもんじゃないと言うことを実感した一日でもありました。

今日は3ヶ所しか探索できなかったのでまだまだ探索しがいが沢山(笑)

実家に顔出したり、寒くなる前にもう一回来ちゃおうかな。