こんにちは! へっぽこモデラーのローガンです。
さて、今日は久々の駄作紹介。
作品は、ワークショップキャスト(WSC)のガレージキット 「スレイプニール 」です。
スレイプニール とは何ぞや? という方に説明すると、6本の脚を持った伝説上の生き物です。
本来は、北欧神話にあるオーディンが乗る8本足の軍馬だそうですが、絵によっては4本足だったり、あまり定説はないとのこと。WSCのアレンジだと、6本足で騎士のようなデザインです。
分かる方には分かりますが、このキットはすでに絶版となっていたので、オークションでゲットしました。
さて、キット本体ですが、他のガレージキット と同様にパーツ数は多くはありません。ただ、少々大きいので、胴体の部分などは鈍器としても通用しそうなぐらいに重い!
全体のバランスは良いとは思いますが、流石に古いキットだけあって、どうも全体的にノぺ〜っとした感じは否めません。特に脚部については単なる棒だったので、馬の筋肉解剖図を参考に、パテ盛りをし、削り倒しました。
いや〜、ここが一番辛かったです。本当に完成するかと気が気でもありませんでした。
全体を600, 1000, 1500番のスポンジペーパーで磨いた後にサフ吹きをし、もう一度、ペーパーがけをして、なるべく凸凹を無くしました。まあ、生き物系なので、多少のムラはご愛敬。
塗装は、全体にアルティメイトブラックを吹いたのちに、パールを吹いて全体を金属色にし、その上からガイアカラーのウルトラマリンブルーを濃いめに吹きました。
金色の部分はしっかり目に拭いたパールの上から、クリアーイエローを吹きました。
そのままではどうも物足りなかったので、アクセサリーショップに行って、細めの鎖で装飾を追加(おじさんがアクセサリーショップでうろうろしているのは不気味だったでしょう)
右手に持っているのは、自作のハルバードです。キットでは単なる槍(だったはず)で、面白くないので、パテで造形してから作り直しました。
バチ組みが基本の僕としては、まあまあそれなりに工夫をしたキットかもしれません。
ただし、制作期間はほぼ2ヶ月(おそ〜っ)。
まあ、細かく見ればまだアラが目立ちますが、全体的には良く出来た方かと(大きな心で見てください)。
それでは、また!