小説家になろうで執筆してる『マトリカリア旅日記』のキャラクターと
いまこのブログで短編書いてるキャラクターのシーナとトッド(・∀・)
感動ですよね、絵描きさんに絵書いてもらえるとかやばいよ!!
めっちゃ嬉しかった!
すげぇ楽しかったってゆー、そんだけ!!わら
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間に合わなかったけどエイプリルフールでしたってことで
短編更新!
【返して?】
「返してくれない?」
事件はリリィのその一言から始まった。
「どういう事ですか?」
トッドは工房にいる今、家にはリリィとシーナの二人だけ。
リリィがシーナを壁に追い詰める。
「だから、トッドを返して」
リリィの目はまるで睨みつけるようにシーナを見つめていた。
「分かってたと思うんだけど、私トッドの事好きだったの。
貴方が来てからかしら、初めは気付かなかったんだけどね。
シーナがトッドにべったりくっ付いてるの見て自分の気持ちに気付いた。」
「リリィさん・・」
「知ってた?私達、貴方が来るまでにほとんど恋人同士な状態にまでいってたの。それに・・」
リリィは人差し指でシーナの唇をなぞる。
「キスだって。」
シーナは目を見開いて口をパクパクさせている。
「そんな・・・だって・・」
「邪魔なのよ。アシスタントがこれ以上出しゃばらないで」
「リリィさん」
「返しなさいよっ!!」
「っ・・!!」
リリィはシーナのすぐ右となりの壁を叩く。
シーナはきゅっと目を閉じる。
「いま・・大きな音がしたんですけど」
家の扉が開き心配そうにトッドがそっと部屋に入ってきた。
「ねぇ、シーナ。貴方が私に勝てると思うの?
いまここで証明してあげてもいいわよ?
簡単にトッドを取り戻すことくらい出来るんだから」
「あっ・・」
トッドに歩み寄り頬に触るリリィ。
近づいていく唇と唇。
「や・・やめっ」
シーナは声を絞り出した。
「やめてぇぇーーーーーー!」
「・・・・はいっ、おしまい★」
リリィはシーナの叫び声を聞いてあっさりトッドから離れた。
「びっくりした?」
涙目のシーナにニコニコして歩み寄るリリィ。
「ハッピーエイプリルフールっ、なんちゃって」
「え・・・?」
呆然とするシーナにトッドは深いため息をついた。
「また今年もやったんですね」
「今年はほんっと騙しがいのある子がいて嬉しいわ、楽しかったぁ」
「騙した・・エイプリルフール・・・じゃぁリリィさん・・さっきの全部」
「ぜーんぶウ・ソ」
「ひっ・・酷いですぅ~」
ボロボロと涙を流すシーナ。
「あとはよろしくねトッド」
トッドの肩をポンと叩いて家を出ていったリリィ。
「よろしくって・・・僕にどうしろと?」
その後、トッドはしどろもどろな状態のシーナを
一日中宥めていたとか。