夜空を見上げてみる。
大阪に来てからは、星を見ることも少なくなった。
ただ、見上げる。
それだけのことをすることが少なくなった。
街が明るい。
遠いかなたから、
人間の時間をはるかに越えたかなたから来た光が
今のこの とき この世界に その星の存在を教えてくれる。
街が明るい。
田舎では星がきれいに見える。
空気も澄んでいる。
星のきれいなところに住みたい。
きのうは流星群が降り注いだのだそうだ。
70年ぶりという。
もう見る機会はない。
こうやって、いろいろなものを人は逃していくのだろう。
気づきもせずに。
街が明るい。
星が見えない。