日曜日のおはなし1。その7 | like a milktea

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いろんな出来事をはじめ
思ったこと、考えたこと、
嬉しかったこと、悲しいことなどなど

自分の気持ちを大切にするために
自己満足で綴る気まぐれ日記

 

いつのまにかおおかみは泣いていました。

さみしいと思っていた理由がやっとわかったのです。


ああ、ぼくはぼくだけを見てくれるひとがほしかったんだ

どんなに頼られていても、みんなだれか大切なひとがいた

ぼくはそれになりたくて、でもなれなかった

ぼくだけをみてほしかったんだ

ぼくだけを必要としていてほしかったんだ


おおかみは泣き続けました。

ぼくはひとりぼっちだ、と思った瞬間

あれ、と思ったのです

涙にぬれてかすんだ目で横を見ると、

まだ手をつないでくれているうさぎがいました

あれ、ひとりじゃない?


ねえ、きみはどうしてここにいるの?

どうしてぼくの心にいるの?


うさぎは言いました


おおかみさんの心が知りたかったのです

どうしてそんな目をするのか知りたかったのです

わたしはおおかみさんを見ていたいと思ったのです


そして続けて言いました

おおかみさん、おおかみさんの心に住んでもいいですか

おおかみさんの大切なひと、になってもいいですか


おおかみはさらに涙があふれて目の前が真っ白になりました

うさぎの握った手があたたかくてやわらかくて、

それはおおかみが生まれて初めて味わう感覚でした


これはなんていうのかな、あったかくてやわらかい


これは、しあわせ、または、あい、と呼びます。

さて、理由もわかったことですし戻って紅茶を飲みましょう、一緒に。