日曜日のおはなし1。その3 | like a milktea

like a milktea

いろんな出来事をはじめ
思ったこと、考えたこと、
嬉しかったこと、悲しいことなどなど

自分の気持ちを大切にするために
自己満足で綴る気まぐれ日記


夕ごはんに並べられた料理をみて
うさぎはぴん、と耳を立てて
よろこびました

こんな美味しいごはん初めてです

うさぎはおかわりをしていいました
おおかみもまだ食べたかったのですが
優しいおおかみは内緒にして
そっとおかわりのスープを渡しました

食後の紅茶を飲みながら
うさぎはまた突然に言いました

おおかみさんは、さみしいのですね

なんでわかるの、とは言えませんでした
ただびっくりして、うさぎを
見つめ返していました
うさぎもまた、きれいな真っ黒い瞳で
おおかみをまっすぐに見つめて

さみしいです、今ひとりぼっちです
って、おおかみさんの目が言ってます

いや、僕はひとりぼっちじゃないぞ
毎日僕は森のみんなの手伝いをしてる
この夕ごはんのきのみだって
森のみんながくれたんだ
みんなは僕を必要としているんだ
ひとりぼっちじゃないぞ

では、ひとりぼっちですって
その目が言うのはなぜ?


おおかみは答えられずうなだれました