どうにもならない力が働いて
微笑みたたえた悪魔が
大切なものを壊していったの。
カケラを集めてつなげて
組み立てたけど
元には戻せない
またやつは来て
その尻尾の先で
やっと組み立てた積み木を
崩していく
あの子は泣いていた
ふがいなさを嘆いていた
わたしはどうすることも
できなくて
その涙さえ拭えずに
だいじょうぶだよ、
それしか言えなくて
わたしは何ができるのかって
ずっとずっと考えた
結局わからないままだ
いつからか
誰かの笑顔の理由になりたい
そう願うようになった
ああ、それは
こんなちっぽけなわたしに
なし得る夢かしら?
それでも手をとって
ひとりぼっちなら
わたしがわたしの手をとって
歩き続けた先に
答えがあると信じよう
夏と秋の間に
ちょっとした物語を。