今日から「レオナルド・ダ・ヴィンチ——天才の実像」と題して、東京・上野の東京国立博物館で一般展示がおこなわれています。
朝日新聞の記事で、一番乗りの方のコメントが掲載されていて、曰く;
「33年前のモナ・リザも見ました。いいものを見るためならどこへでも行きます」
だそうですが、「どこへでも行」くのであれば、わざわざ長蛇の列で、日本で見ることもないんじゃないかと、素直に思いました。
わたしは、どうもこういう「特別展示」が苦手で、ま、今回も行かないでしょう。もっとも、目玉の「受胎告知」は、すでにフィレンツェで見ています。行ったのは、夏でした。夏期では閉館時間が遅くなるのと、いった時間が遅かったので、全く並ばずに入ることが出来ました。
いろいろな事情でフィレンツェまで行くことができない方もおられるでしょうから、そういう方は、ぜひどうぞ。個人的には、ダ・ヴィンチのものより、同じフィレンツェにある聖マルコ寺院のフラ=アンジェリコの受胎告知が好きです。朝一番に行って見たのを覚えています。
フィレンツェは、二度しか行ったことがありませんけれど、何度でも行って見たくなる、魅力的な街です。
公式サイト
「レオナルド・ダ・ヴィンチ——天才の実像」
本家本元ウフィッツィ美術館
Galleria degli Uffizi