自民党 裏金問題で、「維新の党」の馬場代表が
「嘘つき内閣」と怒りを露わにして自由民主党を批判した。

馬場代表はニッポン放送のニュース番組『飯田浩司のOK! Cozy up!』6月14日に生出演。
岸田首相との党首会談での合意文書の作成過程を暴露した。


5月31日に両党首が署名した「政治資金制度改革に向けた合意事項」
その中で「政治活動費について、政党から政治家個人への寄付の特例を廃止の上、年間の使用上限を設定し、10年後に領収書、明細書等と共にその使用状況を公開する事」
とある。

馬場代表は
「月額100万円の”旧文通費”の使途公開の法改正する時期の合意が守られていない
」と批判し「嘘つき内閣」と呼んだ。

これに対し、岸田首相は反論「具体的な実現時期は、合意文書に記載されていない」

更に馬場代表が、水面下の合意文書の交渉を暴露
「彼ら(自民党)が、『信用して欲しい』だから『期日を外して欲しい』と水面下の話があって、それで外した」

つまり、永久に実現時期を先送りするだろう。

「ドラえもん」のジャイアンが、スネ夫に借りた物を
「いつ返さないと言った!? 永久に借りて措くだけだゾ!」

のび太でさえ「つまり泥棒じゃないか」と。


更に、政治資金の収支報告書は、公開期間は3年間。
内容は寄付者や金額などだ。
そして3年間を過ぎると、「官報」に載せられ、国会図書館で保存される。

だが、今回の法改正で、自由民主党は「官報」に記載する事を即座に廃止した。

「制作活動費」の領収書の公開が10年後ならば、
収支報告書との突合せ調査が出来なくなる。と野党が追及した。

将来に向けての悪質な証拠隠滅である。

自由民主党は、法の抜け穴を自ら貫通し、今後も裏金を作り続ける。


自由民主党は、約束や法を守る積りが無い。