西日本豪雨災害からあっという間に2ケ月が過ぎました。
色々な事があり、あっと言う間。
私と子供それぞれの知人が3人災害に巻き込まれて亡くなりました。
まさかあの日、こんなことになるとは思わず、週末だった事もあり私ものんびり残業し同僚とすごい雨なんて言いながら会社をでました。
車を運転して道路に出てすぐに、のんびりしていた事を後悔。
幹線道路が既に冠水しはじめていたから。
大急ぎで山を下り、あとは大きな道路だから安心と思ったら、渋滞でピタリと止まってしまった。
会社で別れた同僚から、駐車場で車が浸水している写真が送られてきた。
2号線は、全く動かず、友人は早々とコンビニに泊まる事に決めたという。
渋滞の先がどうなっているかわからない不安、、、
歩いて避難する人がいて見ると泥だらけ、、、
聞くと後ろの方で、家が土砂で流されて人を救助したとの事。
この渋滞の所に土砂が流れ込んできたら、終わりだよなーと思いながら、車の中で5時間以上。
少しずつ動いて、見ると道路が川になってました。
警察の方の誘導で車、半分くらい水に浸かりながらなんとか脱出。
6時間かけて、やっと自宅に帰ったのは夜中の1時でした。
でも私は無事帰れたから、運が良かったと思う。
ちび太はその日はたまたま実家に預けていたので、それも安心できて良かった。
雨をなめてた、災害に対する認識が甘かった。
翌日になると、思っていた以上の被害があちこちにあり、道路も通行止めばかり。
ちび太を実家に迎えに行く事もできず...
週があけて仕事も学校も休みになった。
会社が再開されても、通れる道が少なく大渋滞。
渋滞を回避する為、友人は4時に家を出ていたそう。私も6時出。
ちび太が夏休みになったのでなんとか対応できました。
テレビなどで被害の大きさをみて、かなり気分が沈みました。
たまたま私は被害にあわず、断水にもならず運が良かった。
だけど、あの日の夜、広島市内に食事に行っていたりしたら?
被害の大きかった道路を通って帰宅する事になるのだけど、適切で正しい判断ができただろうか?
もしその時、ちび太が一緒にいたら?
ちび太を守ることができただろうか?
考えると、怖くて身がすくむ。
2ケ月たち、道路も少しずつ復旧されてきて、私の周りはだいぶ日常が戻ってきました。
まだまだ復旧の目処が立たない地域が同じ市内で、目と鼻の先にあると思うと、なんだか申し訳ない気持ちと、心から早く復旧することを願うばかりです。