いよいよ、作業を開始!
今日は、この前の到達しなかった作業計画書作成のための詳細チェック!
胴体は大体OKなので、まったく手つかずの主翼へ
(左翼)
ここがダメージ一番でかい。
● 翼根ちかくのクラック多数。でも、1個試しに削ってみたが、そんなクリティカルなクラックではない。
● No.2, 6, 7, 11, 15-18 リブ部に破損、ベニヤ剥がれ、クラック、一番この中でも手間なのが7と8番リブの間の破損↓
下は、ベニヤ剥がれ、リブ部整形材はずれなど・・・。あと、ダイブロッドにも錆が浮いていたので、これも外して錆除去後再塗装要。
(右翼)
左翼よりも破損は小さい。翼根近くのクラック+接着剥がれ+エルロンボックス角ベニヤ割れ。
でも、総じてAC43(イエローブック―by FAA)、グライダー整備マニュアル(by 原田覚一郎)、Standard Repairs for Gliders (by BGA 英国滑空協会)の教科書どおりに作業すれば問題ない。直せる。時間はかかるが…
(その他)
● 両翼のグリスを再アップ。多少、表面錆びとグリスの劣化があったのできれいにした。
(でも、一人なのでひとつひとつの作業に多大な時間がかかる。グリスでさえ、洗浄、磨き、アップで何だかんだで1時間以上もかかった。)
● 左翼エルロン分解: 「13のエルロンは外すな!」という先人の教え?を無視して、勇気を出して外しました。でも、まだ外し途中。再びつくか不安。でも、やるしかない。右翼もやります。
今日の収穫:
作業計画書作成に必要なデータ収集完了
修理材料明細・数量確定
さあ、次は下界で
①書類作業
②修理材料発注
③耐空検査員/整備士へのコンタクト。


