黄龍 | 上海で暮らしてみた

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2年目駐在員のささいな日常ブログ

黄龍は、前回書いた九寨溝から車で2時間ほど行ったところにある景勝地。
九寨溝と同じく世界遺産。
ちなみに、どちらも自然遺産としては中国での登録第1号です。

標高3,200~3,500mの高地に4kmほど続く渓谷で、
棚田状になったプールの様な池が連なる独特の風景が見られます。


この日は天気が悪く、気温も低かったので8月なのにダウンジャケット着用(持ってきてた私がすごい)。
おまけに標高が高いので、高山病対策の酸素缶を持ち歩きました。

ここは黄龍の必見ポイント「五彩池」。


晴れていればもっと水が青く、輝いてみえるはずですが、、、
それでも雨なのにこれだけの景観が見られるのはすごい。

「五彩池」だけが特異な光景なのではなく、約4kmにわたって整備されている景観区のいたるところに同じ様な光景が、
しかも間近に見られます。


池の淵に石灰華がたまり、少しずつ積みあがって丸いプールが形成されるらしいですが、
どうしてプールによって水の青さに違いが出るのか、、、ナゾだ。

ここは石畳状になった石灰華の上を水が流れ落ちる「金沙舗地」。

すごい、というかちょっと異様な光景。
(薄茶色部分の全面にわたって水が流れています。幅は、広い所では140mくらいあります)

九寨溝と黄龍は、どちらも石灰によってつくられた奇跡的な光景ですが、こんなにも違う景観になるのが不思議。
日本からだと結構遠く、直行便は無い(?)ですが、興味があれば是非!

謝謝!