一昨日金曜日の訃報から、毎日涙が止まらない。テレビやネット、SNSで目にする度に、自然と涙が溢れてくる。

会ったこともない他人なのに、どうして大事な人をなくしてしまったような気持ちに私がなるのか。

ブログを読者登録していたから、更新される度に読んでいました。大病を患っているにもかかわらず、長くは生きられないとご自身でもわかっているはずなのに、どうしてこの人のことばはこんなにも優しく温かいのか。人間を超えた存在、菩薩様のような方だな、と思いました。


母が癌を患っていたからか、共感するところも多くて。

あぁ、お母さんもあの時こんな気持ちだったのかなあんなこと考えていたのかなと、私達に見せることのなかった母の姿を想像しては切なくなって。

ご家族の話をされたときには、私達家族が経験した悲しみのさらにさらにさらに深い悲しみや悔しさを味わわれたのかと思うと、胸が苦しくなったり。

みんな、苦しかったんだろうな。
でも、その苦しみを抱えてでも、それ以上に1日でも長く生きたい、生きていてほしい気持ちでいっぱいだったんだろうな。

とても悲しくて残念です。


訃報を知った、そのとき。

私は母と病院の待合室にいました。定期検査を受けて、その結果待ちのときです。

この前日まで母が病院に行くことは知らなかったし、急に知ったから付き添う予定もはじめはなかったんだけど、、突然「一緒に行こう」と、思ったんだよね。

自然に、ふと、降りてきたかんじで。

そして付き添って、待合室で流れていたテレビをふたりで観ていたとき、速報で訃報の字幕を目にしました。

普段は癌の話をしない、テレビでやってても反応しない、私達に弱音を吐かない母が、泣きそうな顔をして悼んでいました。

一緒に病院に行って正解だった。隣にいれて本当によかったと思いました。

母は、術後から今日まで色々あって心配なときもあったけど、なんとか4年8ヶ月転移も再発もなく過ごせています。あと4ヶ月で5年生存率クリアです。

だからといって、心配や不安が消えるわけではないし、これから先一生つきまとっていくんだろうけど。それでも、いまこうして生きていてくれることは奇跡で、感謝すべきことなんだと思います。


生きていることを当たり前に思ってしまっていた自分を改めさせてもらいました。そして、家族を大切に思い遣らなければと強く思いました。また、耐え難いことにばかりとらわれていないで、自分がどれだけ幸せかを知り、もっともっと豊かな人生にしていこうと思います。


あなたのおかげで去年初めて乳がん検診を受けることができました。そこではじめてしこりがあるとわかり、経過観察することになりました。早く気付かせてくれてありがとうございます。家族の為にも、自分の身体のケアをしっかりしてあげないと。

私の人生の一時に影響を与えてくれた女性に、心からご冥福をお祈りします。