さいこさんの長年の謎だった。
なぜ♭の音を♯に書き変えないと
訳が分からなくなるのか、、、
ピアノを習い始めた3歳から
しばらくはハ長調のみしか
出てこなかった。
そして、🎹鍵盤の前に座って
おへその辺りにくるドが
全ての基準と教わる。
そぅ
コイツな。
固定ドとなる強烈な原因も
ここにありそうだが、、、
そしてしばらくしたら
♯や♭の曲が出てくるようになる。
といっても小学生の頃は
ファ♯ ド♯ ソ♯
シ♭ ミ♭
これくらいで全て網羅されて
いたように思う
子ども用の練習曲やし
明るい系の曲(長調)が多かった。
ここからが問題だったようだ!
さいこさんは弱視で楽譜がよく
見えんかったからピアノの練習は
立って楽譜を近くで見る
↓
座ってその音を弾く
↓
また立って楽譜を近くで見る
↓
座って弾く
という具合に非常に面倒くさい
動きで練習していた。
座ったまま弾く方がラクなので
曲を気持ち良く弾くために
楽譜を覚えるのが早くなる
↓
頭でドレミを言いながら鍵盤弾く
↓
何年もそうしていた事が
勝手にトレーニングになっていて
絶対音感がついた
(ただし中途半端な絶対音感)
そして気がついたら
増えた♯や♭も
ミとシは♭で聞こえて
なってしまっていた
ちなみにそれ以上の♯♭は
実音で聞こえる
↓↓↓
だから普通に音階聞いても
こういう残念な聞こえ方しか
しないのだ
と、、、長年の謎が解けた。
小6の時にピアノレッスンで
楽典の時間や聞き取りの時間に
いっつも怒られていた。
「どうして♭を♯でとるのだ」
「これが何調になるか
何回言ったら分かるんや」
なんでみんなは分かって
自分だけ出来ないんだろぅと
すっごく悲しかった子ども時代。
昨日のフルートレッスン中にふと、、、
あ!と
すごく腑に落ちた瞬間があった。
そしてとっても気持ちが楽になったw
幼い時に努力して
(良いか悪いかは別)鍛えられた耳。
不便にしか聞こえない仕上がりやけど
なんか愛おしくなったわ
不便やけどな
10年以上かけて育てあげた
シとミ以外は♯で聞きとる耳を
今から何十年かけたら普通に
聞きとる耳に進化するのか、、、
しないのか
だれにも分からんナ