台風次第で開催か…中止か…とひやひやした発表会。
開催され、ほっとしました。
演奏できた充実感とか達成感というよりは、なんとか1つ片付いた…という実感ですけど(^_^;)
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ここしばらく体が重くてだるくて、肩こりもひどくて。当日も絶不調ではないけど不調気味。
音出しもしないままホールに向かいました。
時間はあるので、ホールで音出しをするけど、あんまり集中できない。
心身整わないままリハが始まりました。
一回通して、ピアノとの音量バランスをチェックしてもらうと、もうタイムアップ。
ピアニストが合わせてくれたんだろう…と思う瞬間はあったけど、自分ではどこだったかよくわからない。
恥ずかしいけど、ピアニストからズレた場所を教えてもらい、スコアを見ながらリハの録音を聞いてチェック。
スコア&録音を聞きながらだとさすがの私でも、ずれてるのがわかった…そこの箇所のリズムを気をつける!と心にメモ_φ(・_・
ここまできたら、もうジタバタしても仕方ないので、体をほぐしたりしつつ出番を待つ。
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本番の演奏。
特段緊張しているわけではない(と思っている)けど、やはりいつも通り…とはいかず、ブレスのコントロールがうまくいかない。
呼吸が浅くなっているのを感じる。
1ページ目の真ん中あたりで、ちょっと息が足りなくてもう少し保たせたい…と思って、ブレスを我慢しようとしたら、唾液が気管肢に入りかけ噎せてしまった!
なんとか咳き込むことはこらえ、小間切れに何度も、何度も息を吸って、とりあえず音が無くならないように吹き続ける。
止まらないようにするだけで精いっぱいで、まったく音色にかまってられなくて、満足いく音が鳴らせないし、ちょっとリズムが甘くなったところもあるけど、必死でピアノの間奏まで音を並べました。
間奏中に咳払いして、呼吸と体勢を立て直し、Vivaceからは、最後まで吹き切ることに集中!
でも、音が自分の出したい音ではなくて、もっと良い音で吹きたいと思いながら、吹き続けました。
指が滑ってしまったところもあったけど、大事故なく演奏は終わり、舞台袖に戻ったら「今の演奏、一番ちゃんと合わせられたんじゃない?」とAちゃんが声を掛けてくれました。
ピアノと合わせるという点では、本番がいちばん良かったみたい。
「特にVivaceから良くなったと感じたよ」と言われ、Vivaceの前はむせそうなのをこらえていて、呼吸困難気味だったことを説明しました。
息がうまくできなくて、「溺れる〜」と思いながら吹いていたことのですが、Aちゃんも先生も家族も気づかなかったそうなので、たぶん観客の方も気付いてないでしょう。
音楽の流れが止まらなかったのはよかったですが、もともとブレスが難しくて、息吸うのが大変な曲(だと思う)なので、めちゃくちゃ苦しかったです。
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本番の演奏については、赤点は免れたかな…?最低限のラインは越えられたのじゃないかな?と自己評価しました。
演奏中は自分の音色が気に入らず、そればかり気になったけど、後で録音を聞くと(音色以外も)あちこち気になるところだらけ。
次回のレッスンで先生に講評を頂こうと思っていますが、もっと細部まで磨かないといけないなぁと反省中です。
でも、いつかやりたいと思いながら何年も眠らせてきた、マルタンの「バラード」
発表会の演奏の後、何人もに「すごい曲ですね」と声を掛けてもらって、自分でもよくチャレンジしたなぁと思います。
やっと演奏できて良かったし、取り組んだことは褒めてもいいのかな。
もっとこの曲を仕上げたい気持ちもあるけど、他の曲もやりたいし、とりあえずはオケの曲をやらなくちゃ(꒪꒳꒪)次も大変だよ。