弾き合い音楽会に参加してきました。


参加できるのがいつも楽しみな音楽会ですが、今回は特別楽しみにしていました。

なんと美術館内で、絵画の前で演奏できる!という素敵すぎる空間。聴衆としてこのホールでコンサートを聞いたことはありましたが、まさか自分がこの空間で演奏できるなんて…❣

主催者さん、本当にありがとうございます。


ホールはもちろん、建物全体…外観も雰囲気があって素敵だったんですけど、自分では1枚も写真を撮らず…主催者さんが撮って下さった写真を。

写真で見ても素敵な会場ですが、実際もとてもよかったです。


衣装をどうしようかな〜と前日まで悩んだ結果、少し華やかさが欲しいなということで、鮮やかな青のワンピースにしました。

でも、絵画の色などを考えると、もう少し淡い色の方が良かったかも…もし次にこちらの会場で演奏の機会があったら、絵画に溶け込むような色の衣装にしたいな〜(と妄想中w)。


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今回、私はジブリメロディーズから3曲とオネゲルの「牝山羊の踊り」を吹きました。

「牝山羊の踊り」は無伴奏フルート曲で大切なレパートリー。弾き合い会初参加の際に吹いたのですが、全然納得いく出来じゃなくて…満足いく演奏ができるまで吹き続けようと思っている曲です…他の曲もやりながらですけど。


で、この「牝山羊」を会場での音出しなしに、いきなり吹くのはしんどいだろうと思って、音出しがわりに、無伴奏フルート用のジブリメロディーズから数曲選んで吹くことにしました。


今回は「ハウルの動く城」から2曲と「ナウシカ」の「鳥の人」を。「鳥の人」は今回は吹かないでおこうかな…と思っていましたが、前日の夜に青いワンピースを着ることに決めて、「それなら鳥の人を吹かないといけないよね!」と吹くことにしました(決めたのは当日の朝w) 


ジブリのメロディーを吹きたくて、楽譜を買ったはいいけど、なかなかこういう曲を演奏する機会ってないし、ひとりでメロディをなぞって吹くだけでも 楽しいんだけど、誰かに聞いてもらうことを考えて吹くと、簡単に吹けるメロディでも(だからこそ?)学ぶことも多くて。なかなか良かったです。曲が良いのは言わずもがな。


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本番の演奏はと言いますと。

余裕で吹けるはずのジブリメロディーズでも、最初は緊張を感じましたが、徐々にほぐれてきて響きを感じる余裕ができました。


そして人前演奏2回目の「牝山羊の踊り」は暗譜で。(前回は暗譜できなかったのです^^;)

暗譜をかなり心配していたのですが、一応頭には入ったみたいで、楽譜を見ずに吹くのは◯でしたが、後半の息つぎでむせてしまって…上手く誤魔化せればよかったんですが、ガタガタっと崩れてしまいました(⁠˘⁠・⁠_⁠・⁠˘⁠)


ただ、今日は皆さん、ピアノがご専門でフルートの曲はあまりご存じなく、「失敗はわからなかった」と言って下さり、優しい言葉が身に沁みました〜

(ちなみに帰宅して録音を聞いてみたら、反省点は山ほどありましたが、ガタガタになって大失敗と思っていたところは、思っていたほどひどくはなかったです。曲を知らなければ「そういう曲」と思われるかも?という感じでした)

しかし、このまま終われるような演奏では全然ないので、まだもう少し続けて吹くつもりです。


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そして、弾き合い会終了後に、交流会も企画して下さり、大喜びで参加させてもらいました。


同じテーブルの方と色々お話させてもらって、初めてお話する方ばかりだったのですが、皆さんとっても優しく、話題も楽しく。

本当に真摯にピアノに向かわれていて、お話していてもそれが感じられて…やっぱりピアノが弾けるっていいな〜私も弾けるようになりたいという思いを強くしながら帰宅しました。