本が読めない〜(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

最近は予定が詰まっていたりで、時間がない…
だけでなく、考えることも多くなんだか気が急いて、あまり本を読めていません。
読書量はいつもの半分以下かな(⁠๑⁠•⁠﹏⁠•⁠)

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そんな中、読んでいたのが
「もっと音楽が好きになる 上達の基本 フルート」
著者は、NHK交響楽団の首席フルート奏者の神田寛明先生。
実は以前に一度、機会があって、神田先生に演奏を聞いてもらい、少しだけお話させてもらったことがあります。(ものすごい偶然…というか幸運に恵まれての機会でした〜)
わりとまじめな顔をして冗談(と思しきこと)を仰って、予想していなかった私は反応が一瞬遅れてしまったのですが、にこやかに対応して下さったことなど覚えています。
とても素敵な先生でした(^^)

その神田先生が書かれた本。
初心者向けかな、と思いつつ読みましたが、改めて勉強になることだったり、音楽に向かう心構えとして覚えておきたいと思うことだったり、頷きながら読みました。

文章は、整然としていて合理的。
わかりにくいとは思いませんが、全く(あるいは、ほとんど)フルートの経験がない人が読むには難しいかも?個人的感想ですが。

あっさり書かれているように見えて、文章から神田先生のフルートや音楽への情熱が感じられて、胸が熱くなりました。
特にプロフェッショナルに対する考え方の部分、何度も読んで心に刻みたいと思いました。

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読み終ったら、昔から持っているフルートの本のことを思い出し、読み返してみることに。

三村園子著「うまくなろう!フルート」
ずっと昔から持っていて、たしか、私がフルートを吹き始めた頃に買ってもらったものではないかと。
初版が1998年となっているけれど、今も販売されているようですね。
こちらは語り口や例えがかなり丁寧。初心者や初級者の方は、こちらの方がわかりやすいかもしれません。
今読み返すと、ずっと大切にしてきた基本…ここで学んだのか!ということも、こんなこと書いてた?と思うことも。
覚えてないものですねぇ。勉強になります。

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今は動画とか、色々参考にできるので、こういう本だけを参考に吹いてみよう、という人は少ないかもしれませんが。
動画で勉強しても、独学での上達はなかなか難しいのに、本だとわかりやすさは劣る(と思う)けれど。

動画はわかりやすすぎて、わかったつもりになっちゃうので(まぁレッスン動画とか、玉石混淆な内容で…鵜呑みにできないものもけっこうあると思うし)、私は本を参考にして、試行錯誤するぐらいが丁度よいアナログ人間です(^_^;)

今後も、自分の演奏や練習方法を振り返るために、たまに読み返したいし、ずっと手元に置いておくだろう2冊です。