年明け最初のフルートレッスン。

昨年末に発表会を終えて、次はレッスンで何を見てもらおうかと考えていたのですが、オケの曲やアンサンブルの曲でいっぱいいっぱいな状態の私。
新しい曲の譜読みをする余裕がなく、吹き方の分からないところがある、ニーノ・ロータのトリオを見てもらうことにしました。

普段、レッスンには、オケやアンサンブルの曲は持っていきませんが、先生がアンサンブルの曲でも良いと言って下さったので(^^)
先生に「今年もよろしくお願いします」とご挨拶して、レッスンスタート。

一応、エチュード(フェルステノー)も持って行ったのですが、「本番が決まっているトリオからやりましょうか」ということで、エチュードは時間が余ったら。(たぶん余らないw)

ニーノ・ロータは映画音楽で有名(「ゴッドファーザー」とかフェリーニ作品とか他にもたくさん)な作曲家で、このトリオは1958年の作品。Fl. Vn. Pf. の編成で、先生に楽譜をお見せするのは初めてですが、何度か音源を聞いて下さったそう。

先生は現代曲もお好きだそうで、この曲も「けっこう好きな感じ」と仰り、何年もこの曲をやりたいと思っていた私は、なんだか嬉しい(⁠灬⁠º⁠‿⁠º⁠灬⁠)
⁠そのくせ、「自分でやりたいと言ったんですけど、難しくて。何でやるって言っちゃったんでしょう…」と弱音を吐く私に、「チャレンジするのが大事ですから!頑張りましょう」とにっこりする先生。今年も変わらずです。
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1楽章から順に、少しずつ演奏を聞いてもらい、気になるところを指導してもらう。
家では、なんとなく吹けている気がしていたけど、レッスンでは失敗するところがいくつもあり、練習が足りてないところだな、とチェックしておく。

先生曰く、「難しいけれど、楽譜に書いてある指示をきちんとやれば、ちゃんと形になるようになってる」とのこと。指示記号への意識が疎かだった…と反省。

2楽章はゆっくりのテンポでフルートソロから始まる。冒頭部分で「ここ。ジョリヴェっぽい雰囲気ですね」と言う先生。
“ジョリヴェかぁ…私の人生では吹くことがないだろうと思っているんだけど、ジョリヴェ”と、ぼんやり思う私(笑)
跳躍をでこぼこしないように演奏すること。
ブレス位置と方法をよく考えること。

中間でトリル+変拍子+タイという私が苦手とする形がでてくる所は必死。リズムなど、なんとか間違わずできるようになり安堵する。

「ここはボザのような」
「ここはドビュッシーのような雰囲気」
と言われるところもあり、音色など意識してみる。(ジョリヴェはイメージつかないけど、ボザやドビュッシーなら、まだイメージできる気がする)

2楽章の終わりまで行ったところで 、ちょうどレッスン終了の時間。
3楽章は次回やりましょうということで、エチュードは本日も見送り。

やっぱりレッスンで見てもらうと勉強になりますねぇ(^^)