アマオケのM楽団で、私はベートーヴェンの「第九」のピッコロおよび1stフルートのアシスタントとして、本番に臨む予定です。

少しずつ練習も進んできた昨年末。
1stを吹かれる方から「年明けの練習に参加できないので、代吹きをお願いします」と言われました。

私は1アシなので、楽譜は全部ざっと見ているものの、Tuttiのところ以外は普段吹いていないので、吹ける自信はないよね…
でも、ムリとは言えないので、「お正月休み、頑張って練習しますね」と返事しました。

そう言ったものの、第九の練習はほとんどしないまま、年末から年始は過ぎ去り、オケの練習日の直前に、焦って少しさらって合奏に挑む私。
これだからあまり上手くならないんだな、私は。
と思いつつ、練習会場へ。

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練習は3→4→1→2楽章の順に、これまでの合奏で課題となっている部分を抜き出し、細かく合わせていく、という内容。
 指揮者が「○小節から」と指定するのですが、今回は繊細な掛け合いがあったり、リズムが難しかったりと、合わせにくいところばかり。
(つまり普段アシとして、私が吹いていないところばかり…)

譜読みはできてるけど、1人で吹くのと、合奏の中で吹くのはやっぱり違って、ちょこちょこ入り損ねたり間違ったり。
練習を重ねて、周りの皆さんはずいぶんできるようになっているので、失敗するたびヒヤヒヤしました。

おまけに指揮者が
 「今日は代吹きだけど」
「代吹きだけど、もう1回やるよ」
「代吹きたけど」
と、代吹きであることを何回も強調して言うから…他の木管のトップも代吹きなのかと思ったら、他はみんな正ポストじゃないですか!

練習後、指揮者に
「何回も代吹きだけどって仰るから、私がよっぽどひどい演奏してるのかと焦りました」と言ったら、
「代吹きなのに、ややこしいところばかり吹かせて申し訳ないと思って」と。「助かったよ、ありがとう」とも。
でも間違ったのもしっかりバレてました(^_^;)⁠

合奏の中で吹いてみると、自分のできてない所や曲の構造もよりよく分かって、次はきっともう少し上手く吹けるけど、たぶんもう代吹きはしなくてよさそう。
こういう時に代わりで吹いて、ばっちり完壁に吹ける人になりたいものですが、まだまだ修業が足りません(⁠●⁠´⁠⌓⁠`⁠●⁠)

今のところ、必要なさそうとはいえ、コロナやインフルetc.で急に吹く必要が出てくるかも…なので、練習はしておこうと思います。

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帰り際に、オケの仲間からお土産を頂きました。



年末年始にドイツ・オーストリアに行かれたそうな。そして現地でベルリンフィルとウィーンフィルを聞いてきたとのこと!
ウィーンフィルはTVで見るニューイヤーコンサートと同じ内容を、年末に見て来たそう。
ウィーン楽友協会のホールで聴くウィーンフィルの響きは、もう言葉にできないほどだったと。
もちろん、ベルリンフィルも素晴らしく、それぞれのオケの違いも際立っていて…と興奮して話してくれました。

もう〜うらやましい〜⁽⁠⁽⁠ଘ⁠(⁠ ⁠ˊ⁠ᵕ⁠ˋ⁠ ⁠)⁠ଓ⁠⁾⁠⁾
「現地で聴く」憧れます。