発表会の朝、思っていたより遅く起きてしまい、出掛ける準備やフルートの音出しをギリギリこなして家を出る。
どれくらいギリギリかというと。
化粧をする時間がなく、下地を塗っただけという中途半端な状態で向かうぐらい(^_^;)

余裕を持って行動できる人になりたいと思っているのだけど、たぶんもう無理なんだろうな…と諦めの気持ちでホールに到着。
まぁ、忘れ物なく、遅刻もしなかったから良いでしょう。(すっぴんなのに?)

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会場は小さい頃からピアノの発表会や児童合唱団でお世話になりまくった、勝手知ったるホール。
なので、リハもスムーズに済み、大変落ち着いた気持ちで、お弁当を食べたり、

衣装を着替えたり(メイクも完了〜)、髪の毛をアップにしたり、落ち着きすぎて、ちょっと油断してましたね。

すぐに出番の時間になり、完璧に吹けるとは思えないのだけど(練習でもノーミスでは一度も吹けなかった)、根拠なくちゃんと吹けそうな気持ちを持って吹き始めた瞬間。

フルートの鳴りが悪い…と思いました。
ステージリハの時には思わなかったのに、客席にお客さんが入って音が吸われているのか、待ってる間に楽器が冷えたのか…

この曲の冒頭はフルートの音域が低くて、聞こえにくい音域なのだけど、思ってる以上に客席では聞こえてないかも…と思って、少ししっかりと音を出そうとするのですが。
基礎練習不足が祟ったのか(最近、ソノリテもちゃんとしてなかったしな〜)思うような音にならない(TдT)
ちょこちょこ変な音も鳴らしてしまい、少々焦る。

しかも寒い。リハではセーターを着ていたので、寒さを感じなかったけど、本番は肩の出たドレス…「そうだ…このホールは寒いんだった…」と吹きながら思い出す。


というような調子で、前半は調子を保つのに必死でしたが、カデンツァ以降はたくさん指の練習をしたので、心配していた箇所ほどさらりと成功\(^o^)/

でも、難しくないと感じて、そんなにさらっていなかったところはいまいち…
というような感じで、いつもの通り、ピアノ伴奏のAちゃんに助けられて吹き切ることができました。

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今日の聴衆のほとんどは、フルートの曲を知らないと思われるので、失敗したところもだいたい誤魔化せていたのではないかと思いますが、録音を聞くと練習の足りていないところは丸わかり。
本当に、本番では練習してきたことが、そのまま出てしまいますね。

今回の本番を通して、個々に失敗したところ以外にも、練習内容や方法について課題を見つけた、2023年最後の本番。
今後の練習に活かしたいと思います。

クリスマスイブだったので、帰ったらケーキが♡