少し時を遡りますが、M楽団で「第九」の練習が始まりました。

この楽団には、日程や曲によって参加したり、しなかったりという感じですが、「第九」をやると聞いたら、興奮!
絶対やりたい!!となりました。

フルートは、参加希望が多い中、参加できることになり喜んでいます。

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さて、初練習です。
8月中、私は予想より心身の余裕がなく。
ピッコロは、なんとか合奏で吹けそうな程度になりましたが、1stフルートの楽譜は、全く吹けない状態での参加となりました。(1stアシなので、正ポストの方にはあらかじめ謝っておきました^_^;)

練習が始まった途端。「まず一度、全曲通してみましょう」と言う指揮者。
…通しちゃうんですね?

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大変ですね。
通した感想はこの一言。

私ももちろん大変だったけど、私以外もみんな大変!あちこちで迷子が頻発し、何度か行き止まりに(笑)

私はといえば、ピッコロはなんとか吹いたものの、フルートは吹けるところ(ほんの少ししかない…)だけ。しかも変な音を鳴らすので、吹かない方が良いレベルでした…(1stフルートの正ポストの方が、きちんと吹いて下さってましたし^_^;)

通しの後の合奏は、少しずつ細かいところを練習。
私は少しでも吹けるところを増やすべく、合奏中に譜読み…するもほとんど吹けるようにはならず。(第九は、私の初見力では全く歯がたちませんでした)

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通しの後、指揮者にも「フルート、全然吹けてなくてごめんなさい」と言いましたら、「本番までには、ちゃんと吹けるようになるとわかってるから全然心配してないよ!」と励ましなのか、プレッシャーなのかわからないような言葉をもらいました。

そして続けて、「みんな、第九をやったことがあるのか」という話題に。
私は「第九」全曲は初めてですが、みんなけっこうやったことあるんじゃないか、と思っていました。

そう言ってみると、指揮者曰く「第九って日本中あちこちでやってるようで、実際に演奏したことある人は、このオケの参加者では少ないんじゃないかな」とのこと。

何回もやったことがある人もいるけれど、意外に(?)演奏機会はあまりないのかも。合唱のハードルもあるし、参加できるのは貴重な機会ということですね。

(アマチュアオケプレーヤーの皆さんは、第九ってされたことありますか?)


指揮者は1回目の練習を終えて、「これは、なかなか大変な曲ですよ」となんだか嬉しそう(⁠꒪⁠꒳⁠꒪⁠)⁠

たしかに大変さは身にしみたけど、ゆっくり時間を掛けて、曲を作り上げる喜びはアマチュアならでは。存分に満喫したいと思います。

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そして先日、とある方のブログで知ったのですが、「第九」の初演は1824年5月7日だそう。
私たちが演奏する2024年は、初演から200年のメモリアルイヤーだということ。

私はぜんぜん気づいてなかったので、それを知ってうきうきが増しました!
というか、200年前にはベートーヴェン、生きていたんですねぇ。しみじみ。