アマチュアオーケストラの本番が、ひとつ終わりました。
私にとっては約1年ぶりのオケの本番。
本番当日の緊張感と高揚感…心が沸き立ちました。

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当日は音出しだけ済ませてホールに向かい、ホール到着後は舞台セッティング、諸連絡、ゲネプロ…パンフレットへのチラシ挟みこみに駆り出されたり…とバタバタ。

今年は開演前のロビーコンサートにも参加し、リコーダーも吹いたので、いつも以上に慌ただしく過ごしました。

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ゲネプロ開始。
一楽章から順にひと通り通しましたが、一楽章半ばまで、木管みんなの音程が悪くひやひや。
ですが、楽器が温まってくると、次第にピッチも合い、音色も溶けあうようになってきました(^^)

今回のホールは、プロオケのホームでもあり、私の大好きなホール。
この舞台に上がるのは、初めてではないものの、ここでソロなど吹いたのは遠い昔…15年くらい経っているでしょうか。

音出しの感じから、今日の自分の調子は悪くなさそうと思うけれど、舞台上で自分の音があまり聞こえなくて。
特に、今回使うフルートはオケの本番で吹くのは初めてということもあり、客席でどう聞こえているのか少し心配でした。

ゲネプロのあと、客席で聞いていた先輩に聞いたら、「ちゃんと聞こえてたよ〜」と言ってもらい、ほっε-(´∀`*)

ゲネプロ後は、リコーダーの音出し→リハーサル→ロビーコンサート本番…と、あっという間に過ぎていきました。

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そしてドボルザーク交響曲8番、本番の時間。

オーケストラは、ゲネプロも含めた、これまでの練習より、はるかに集中力のある音作りができ、本番が一番良い演奏だったのではないかと。指揮者との意思疎通も、本番が一番できていたように思います(笑)

1アシを吹いて下さった方が「久しぶりに終わってほしくない、と思えるような時間だった^_^」と本番後に仰っていました。

そう。
オケはね、良かったんですけど。
私自身はというと。

3楽章半ばまでは集中力を持って、わりと落ち着いて吹けていた(と思う)のですが、3楽章の真ん中あたりで集中力がふっと途切れ。

オーボエとユニゾンで入るところを入りそびれてしまいました…(¯―¯٥) 
何くわぬ顔で、次の小節から吹いたので、あまり気付かれてなかったかもしれませんが、やってしまった〜!
このあたりで、すでに疲れがでてきたのかも。

続けて4楽章。
トランペ ットのファンファーレ。
弦のメロディーを聞き、低音のメロディーから、ffのTutti。その後の、フルートソロ……

鳴らしたい音の鳴りきらない、不完全燃焼なソロになっちゃいました(/_;)
よくできた!とは言い難く、演奏終了後、他の団員の方から「良かったよ〜」と言ってもらっても、「よくないです〜」と顔を隠すぐらい。

さすが、フルートのオケスタの定番のソロ。
本当に吹きにくかったです。

客席で、本番の演奏がどう聞こえていたかはわからないのですが(録音など聞いていないので)、4楽章にたどり着くまでに、少々疲れてしまっていたのかもしれません。
せっかくアシスタントもつけてもらってたので、もう少し甘えればよかったのかも…とか、色々思ったりしますが、満足の出来とはいかなかったとしても、ドボ8を演奏できたのは、ありがたくも幸せな機会でした。

もし、次に吹く機会があれば、今回の経験を活かして、もう少し納得のいく演奏がしたいです。まぁ、この曲を吹く機会がまた、そう簡単にあるとは思えないけれど。