先週末もアマチュアオーケストラの練習がありました。ドボルザークの交響曲8番。
本番前、最後の練習日でした。

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このオケは通期で練習しているオケではなく、大体年に一度の演奏会に向けて集まり、5日程で3曲(私がのっているのは1曲だけですが)を仕上げて本番に臨みます。
音楽表現を深く追求するというより、オーケストラの曲を演奏することを、純粋に楽しもうというオケだと思います。

とはいえ、ちゃんとしたホールで、観客の方々に聞いてもらうのですから、より良い演奏をしたいという気持ちは皆同じ(だと思う)
短時間で曲を仕上げるのは、アマチュアにはなかなか難易度が高い。ドボ8も簡単に仕上げられなくて(当たりまえ)、どきどきの募る最後の練習となりました。

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オケ全体で見れば、ヤバイところはいくつもありますが、私個人で緊張するのは吹きにくいソロ。
そして、各木管楽器とのアンサンブル。

2ndフルート、オーボエ、クラリネット。
それぞれ一緒に吹くところは、音色や音程に気を配らないと…ですが、オーボエとファゴット1st奏者は、別のオケでも一緒に吹いたことのある2人。ものすごく信頼している奏者です。

オーボエのMちゃんは「なかえさんと一緒だと、ピッチ(音程)とかすごく合わせやすくてありがたいです」と言ってくれたけど、それはこちらのセリフです(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)
オーボエとのアンサンブルは、溶け合うように、ではなく、緊張感を持って寄り添いつつ進んでいく感じ。
集中力と緊張感を保って…と思うのだけど。
息が!息が苦しい!!
息つぎが厳しくて、必死です。

クラリネットの1stの方は、初めてごー緒するのですが、雰囲気の素敵なおじさまで、私は気分良く吹いています(笑)
2楽章の終わりの方のユニゾンで、少し音程が心配なところがあるので、低くなりすぎないように注意しなければ。

2ndフルートは先輩でとても上手な方。
横で吹いて下さると安心。低音がよく鳴っていて、「良い〜」と思って聞き惚れていると、自分の吹くところをミスしそうになりました^_^;
2楽章でフルートが高音のGを伸ばすところで、オーボエもGを吹いていて、そこの音程、油断するととんでもないことになるので「気をつけましょう」と確認しあいました。

まぁ他にも心配なところはあるけど、本番よろしくお願いします、と言い合って練習終了。

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そして、練習後。
名前を存じあげない弦楽器のおじさま(私はこのオケに出入りし始めてまだ間がないので)が、私の前に来られました。
私の前で立ち止まったので、何事か…とどきどきしたのですが、私に向かって「うまい!」と一言。
続けて「君うまいね。音がさわやかですごく良い」と言って下さいました。
予想外のほめ言葉に驚き、「ありがとうございます」と言うのにつっかえてしまいました(>ω<)

嬉しすぎる言葉でしたが、本番に向けて色々と不安の残る練習だったので、できうるならば、本番で良い演奏をして、おほめの言葉を頂けたらいいなぁ…なんて思ったり⁠(⁠•⁠ˇ⁠‿⁠ˇ⁠•⁠)⁠
本番まで、個人練でやれることをやって、本番は楽しみたいと思います。