フルートの発表会が終わりました。
1週間ほど前から、かなりナーバスになっていた発表会(笑)の当日の記録。

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前日の夜まで、吹けない〜と言いながら練習し、迎えた当日。
午前中に音出しのため、ソノリテとタファネル・ゴーベールの第4課。続けて「ハンガリー田園幻想曲」を一度通し、気になるところを少し練習。まだまだ練習したいけど、あまりやりすぎない程度にして、ホールへ迎う。

ホールに着いたらリハーサル。
ここで、「ピアノのふた、どうしますか?」 と聞かれる。
いつもなら半開だけど…
先生は「なかえさんなら、ピアノの音に負けないと思うので、全開でも良いかもしれませんね」と仰る。
ピアニストのAちゃんに聞くと、「私はどちらでも大丈夫だよ。 全開の方が調整はしやすいかな」との答え。前に立つ私も、全開の方が自分のフルートの音が聞こえやすいかな、と判断しピアノのふたは全開でリハをすることに。

リハーサルは緊張や焦りはそんなに感じず。(昨日まで震えてたのに〜)
しかし、テンポの変わり目でピアノと合わない。
これは完全に私がピアノを充分聞いていないせい。
本番は音をよく聞いて、ピアノに身をゆだねて吹こう!と自分に誓う。

先生にチェックしてもらった音量のバランス、高音は全く問題なし。低音は埋もれないよう鳴らすことを意識しましょうと言われ、ピアノの蓋は全開のままでいくことになりました。

その後開演まで、Aちゃんと2人でさっきのリハの録音を聞く。ズレたところを確認しつつ、思ったほどズレてないね、音もちゃんと聞こえてるね、と話しているうちに開演時間が迫る。

衣装を着替えるとすぐに本番。
舞台袖で聞いていると、前の人が演奏している曲が大好きな曲!
不安も緊張も感じず、その音楽に合わせて揺れている…と、私の番が来た。

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舞台に出て吹き始め…..冒頭は特に、ピアノの音をよく聞き、ピアノの流れにのることを意識して吹く。
本番の演奏が始まってしまったら、もう流れを止めず吹き切るしかない。
丁寧に吹いているつもりで、中間あたり。今まで間違ったことのない音をいくつも間違ってしまう。

でも最後まで集中力は保てたかな。
いろいろ間違っちゃって、傷だらけ〜な演奏だったけど、みんなからもらった感想は以下の通り。

Aちゃん「良い流れだったね。合わせた中でいちばん良い流れだったんじゃない(^^)??」
先生「(あちこちの失敗には触れず)新しい楽器に変えられたの、正解だと思います。音、良かったです(^^)」
家族「良かったよ〜!昨日の練習の感じだと、心配だったけど(笑)ピアノがあるとうまく合うんやね、良い演奏だった。失敗したところもあるけど、それでも良い演奏だった(^^)」

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後で本番の録音を聞いたところ、あちこち気になるところはあるし、間違ったところはちゃんと録音されていたけれど(笑)、なかなか良い流れを保って吹けていました。

良いところも、悪いところも、今の私の実力がちゃんと出た演奏だと思います。
次に演奏の機会があったら、改善したい箇所がいくつもあるので、また演奏機会を見つけたいな。

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本番後、糖分が欲しくなりパンケーキを。

帰ってから練習したいと思ったけれど、エネルギー切れでバタンキュー。何もできませんでした。
まぁよく頑張ったということにしておきましょう。

こちらで励ましてもらえたのも、とっても力になりました。ありがとうございました(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)