今日、仕事も終わりかけの4時頃に、一本の電話がかかってきました。

内線だったのでウチの支店の誰かに用事なのかと思ったんですが、相手は自分を指名してきます。



そして、「久しぶり」の一言。



実は、同じ会社に知り合いの先輩がいるんです。知り合いというか、自分が大学で入った部活の2つ上の先輩ですね。

そして、その先輩のこと、昔からずっとキライだったんです(笑)

そんな先輩からの突然の電話でした。



その先輩は厳しい先輩で、よく同学年の子たちと説教をされました。

規則にもうるさい、作法にもうるさい、タテの関係にもうるさい・・・・しかも、飲み会とかで酔っ払って後輩に一発芸とかを強要し、それを見てバカにして笑う。

ただ、その先輩は確かに怖がられていましたが、同時に良いことも言うし、指導力もあったので人気はありました。

でもなんて酷い先輩だと当時の自分は思ったものです。

別に部活や上下関係に厳しいだけなら全然良かったんですが、友達のことをバカにして、自分たちの笑いのネタにするのだけは本当に許せませんでした。

良いことを言ってもそれが偽善に聞こえるぐらいに、先輩と自分はタイプが合わなかったんです。



結局、その先輩とは普通に話したりしていましたが、卒業まで必要以上に話しかけませんでしたね。

自分の就職先が決まった時、社交辞令でよろしくお願いしますとかは言いましたが、別にそれ以後連絡は取ってないし、そもそも連絡先も知りませんでした(笑)



会社に入ってからも同じ支店にはなりたくないと心から思ってて、違う支店だと分かった時はひどく安心したものです。

それから、日々の仕事に忙殺されていくうち、次第に存在も忘れていました。



そして今日、突然の電話。最初、誰かわかりませんでした。



ひさしぶり、のあと、元気にしてる?なんか心配で電話かけてみちゃった。

僕はこの人とろくに語り合ったこともありません。

キライで、向き合おうとしなかった。ずっと目を背け、ただ関係がなくなる時をずっと待っていただけ。

卒業してもたまに遊びに来る姿を疎ましく思うときもあった。



だけど、先輩は心配でかけてきてくれたと言う。

それから少し話して、状況を聞かれたり、今度会社のイベントで会うかもしれないなんて話をしました。

そして最後に、「がんばれよ」



人間は誰でも、良い面と悪い面を持っていると思います。

自分だって当然完璧な善人なんかじゃない、悪い面だってたくさんあると思います。

先輩だってそう、僕は大学時代に悪い面ばかり見てきました。



だけど、良い面だってあるはず。たとえば、今日のことみたいに。

今までのことはナシにして、単純に嬉しかったのは確かです。



キライな先輩は、今日、少しだけニガテな先輩になった気がします(笑)