~真奈美side~

来なくてもいい朝が始まる。

ずっと夜ならいいのに、と思いながらも嫌々学校へ行く準備をする。

私の部屋は2階にある。

そこの窓から外を覗くと、私とは到底無関係な世界があって、見ていると心の端がチクリと痛む。

家の前を2人の少女が自転車をこいで和気あいあいと語り合いながら通りすぎていった。

それを冷めた瞳で見つめていると、母が1階から、学校へ行かなくていいの?と言ってきた。

それにはーい、と返事をしてようやく学校へ行く準備を再開した。

冷めた瞳のままで。







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