~結花side~

「んじゃ、先に行くね!また帰りに迎えに来るから~!」

「うん、ばいばーい!」

手をふって、魅樹と別れる。

私と魅樹は、2人とも違うクラスだから、帰りも魅樹が迎えに来てくれる。

小学校の時から今まで、つまり高校に入ってまでずっとそのやり方だ。

とりあえず私は、3階にある私のクラスの1-4に向かう。

魅樹はあれでも一応クラスの室長をしているらしい。

よくあれで室長が務まるな、と苦笑してクラスのドアを開けた。

「おはよ~♪」

私が言ったとたん、みんなに

「「おはよ~!!」」

と、返される。

いつもと変わらない、楽しいと思えるシーンの1つである。

(…まぁ、"みんな"じゃなくて正確には"1人"以外なんだけど。)

そう。

みんながみんな、私に返事を返してくれるわけではないのだ。

(うーん…。何で返してくれないのかな…?…よし!決めた!)

いつもいつも返してくれないから、今日こそ返してもらうために、私はその子の前に向かった。







Android携帯からの投稿