監督:マーティン・スコセッシ
脚本:レータ・カログリディス
出演:レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ベン・キングズレー、ミシェル・ウィリアムズ、パトリシア・クラークソン
配給:パラマウント
2009 アメリカ PG12
アカデミー賞2部門を受賞した『ミスティック・リバー』の原作者デニス・ルヘインによるミステリー小説の映画化。
『ギャング・オブ・ニューヨーク』『アビエイター』『ディパーテッド』に続き4度目のスコセッシ×ディカプリオ主演。
一足先に公開されたアメリカでは『アバター』などを抜いて2週連続第1位を記録し、ディカプリオ作品としても『タイタニック』を抜いて過去最高の出足となった。
4/1に色々な会場で試写会が行われたらしく、私は当選した方を友人に譲り、違う友人が当選した方で一緒に行ってきました。
本当にネタバレが面白さの境目なので、気になる方は以降すみません。
映画の感想は、「ラストは誰にも言わないで下さい」と最初に出るぐらいなのでとても書きづらいですが、既に結末を予想している皆さん、まさにその通りです(笑)。
私も予想通りでした。
前にこのようなオチで驚愕された経験がある方は多いと思うので、またこれか~…となる。
まさに『シークレット・ウインドウ』。なので、その事がわかった後にいつもと違う何かがあるはず…と思ったが、そのままだった。
でもラストが少し切なく寂しいのは、さすがスコセッシ。あのシーンが映画を深めた。
宣伝が上手く、日本でも良い興収を出すがオチに賛否別れるパターン。
しかし只のミステリーではなく、良質なヒューマンドラマとなっているところが良い。
ディカプリオの演技は素晴らしいし、軍人時代のナチスの話も入れて物語に深みが増し、映像も「怖い」というより「切ない」。
主人公が妻を抱くと炎に包まれ灰になる映像は幻想的であり、妻役ミシェル・ウィリアムズの演技も引き込まれる。
ロビー・ロバートソンの音楽も素晴らしい。
私は全くの字幕派だったが、〈超〉日本語吹き替え版を観てみて、少し吹き替え版を見直した。
戸田奈津子さん監修でプロの声優を起用し、練った日本語に違和感が感じられないので、慣れるとスムーズに観れる。
わざわざ吹き替えで観るほどの謎解きではなかったが、良い経験だった。
観るほどにまた違った角度から観れると思うので、もう一度観たい気持ちが残る。
あまり構えずに、ミステリーというよりドラマという意識で観ると楽しめると思う。
ディカプリオ来日



