41w1d*二人目出産の記録続き | rainy candy*

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おうちごはんや買ったもの、2015年3月生まれの娘のことなど日々の出来事*


おやすみなさい、と言ったものの


…全然寝られないーショボーン


お産への緊張感なのか何なのか…


2:40 NST

お尻に感じていた鈍痛が徐々に強くなり、何となく痛みも定期的になってきた?感じなのでナースコール。
NST付けて様子見。
良く動くエビオチュー
痛みは、ふんっと構えて会話が途切れる程度。
そして長くは続かない。だいたい7分間隔?
看護師さん曰く「だいたい間隔的に痛みが来てるなら陣痛と捉えていいと思います、経産婦さんなので今のうち分娩室に移っておいた方がいいかもしれないですね」との事。
マイペースに朝までかかるかな?と思っていたのでちょっとびっくり。


3:30 NST終了

位置的には下がって来ているけれど、お話している感じから何か変化があるまでこちらで休んでいても良さそうですねー(一応分娩室には急に進んだ時のために連絡しておきます)と言われる。
分娩室に行ったら身構えてしまいそうで、まだ痛みもそこまで強くないので病室で休ませてもらう事に。
寝られなそうだけど…


4:30 NST再び

痛みが更に強くなってきたのでナースコール。
動きを止めてこらえるレベル。
でも、間隔が不定期なので看護師さんも本陣痛なのか決めかねる様子。
この時はまだ私も少し余裕があり。
むしろ余裕がまだあるうちに分娩室のある階に下りておいた方がいい気がして…
NSTを外す頃には何かでおしりを押さえて痛みをしのぐレベルに。
「下りときましょうか」と看護師さんも言ってくれたので、車椅子を用意してもらう。


6:00 陣痛室へ

病室のある4階から、分娩室のある2階へ車椅子で運んでもらう。
まずは和室の陣痛室に案内されるも、痛みはだんだん増してきていてテニスボールでお尻を押さえときたい程。
「今のうちにトイレにいっておきますか?」と言われたので、インターバルの隙にトイレに向かうが、亀の歩み…
そしてもう一歩でトイレ、という目前の場所で陣痛、それをこらえていたらバシャー!と生温かい水がガーン
「破水しました~…」と言うと、付き添っていた助産師さんが「もうトイレはいいので分娩室に行きましょう!」と。


6:30 分娩室へ

もうここからジェットコースターのような展開で、私も何がなんだか必死で、よく覚えてないのですが…

分娩台になんとか乗ると、下半身を脱がされて破水かチェックされた後、両足に袋?を被せられ、導尿管でおしっこを抜いてもらう。
この管を入れるのがまず痛かった←
そして「立ち会い希望ですよね、旦那さんに連絡しますか?」と、このタイミングで電話…
(←コロナのせいで分娩室に入らないと立ち会いができない為。ロック解除してライン通話押して、入院時の説明ではご自分で呼んで下さいと言われていたがこの時はさすがに助産師さんが会話してくれた)
この時、子宮口は全開ではなく左側があと1cmだけ開いてないと言われたような。
そこから、私がバースプランに上向きで足をずっと上げてるのが辛いと書いたせいか「横向きになりますか?」と声をかけてもらい右向きに。陣痛の波が来るたびに助産師さんがお尻の穴をぎゅっと押さえてくれる。
私も、「押さえてください~…!!」を何回も言う。
波が来るたびに「大きく息を吸って!吐ききって!」と言われるが、出来るわけもなく…吸うのは出来ても吐くのが難しかった。
その度に「もっと押さえてください…!」「痛い~…!」としか言えない私。
助産師さんが色々アドバイスを言ってきてくれるも、聞こえてはいるけどその時の私には出来ない事ばかりで、もう陣痛の波に身を任せてしまってました。
波が来るたびに「押さえてください」→ベッドサイドにぎゅっとつかまる→大きく息を吸おうと試みる→肩の力を抜こうと試みる、の繰り返し。
これを何度乗り越えたか覚えてないけれど、右向きになったり、左向きになったり、四つん這いになったり、色々体勢を変えさせてくれました。
でも、最終的には結局仰向けで足を広げる体勢取ってましたが…


7:10 夫到着

間に合わないかも、と思ったけど必死の最中に「旦那さん来ましたよ!」と言われる。
言われたけど必死の最中だったので旦那君の顔をまともに見られず。
たぶん、この時はもう子宮口も開いていて「いきんでいいですよ!」と言われてたけどなかなか赤ちゃんを出す事が出来ず…
私も波に身を任せ、助産師さんに言われるまでもなく力いっぱいいきんだりしてたのですが。

精一杯やってるのになかなか出てこなくて、出してあげられなくて、今回の出産でこれが一番辛かった事です。

助産師さんも何度もオイルを塗ってくれたり、頭がそこまで来てるのでもう少しですよ!と励ましてくれたりするのですが私の力だけでは及ばずで。

最終的には心音が低下してしまい、(心音低下したので先生呼んできます!と助産師さんが言っているのが聞こえた)先生が来て、会陰切開からの鉗子で引っ張り出す方法が取られました。


8:15 出産

この頃はもう痛いしかなかったです。とにかく痛い、めっちゃ痛い、すんごい痛い。
ちなみにマスクしたままで、マスク取っていいか聞く余裕もなかった…
めちゃめちゃ叫ぶので口の中がカラカラ。
旦那君ほぼお茶係…(←いや、大事。今回もペットボトルストロー付けといてほんと良かった!)
下から出すしかないの?!の逃げの考えもよぎっていた私。
落ち着いて、二回大きく息を吸って吐いて、もう一度吸ったら息を止めてお腹見て力を込めて!!と、もう何回も挑戦した事を、先生が来てもう一度、最後に二回くらい力を込めたところでドゥルンとした感覚が!
旦那君が半ベソな声で「産まれたよ」と教えてくれましたが、赤ちゃんはすぐに泣かず、助産師さんも「出ましたよ!」と声をかけてくれた後すぐに処置に連れて出ていきました。

そしてしばらくして聞こえてきた産声!
「泣いてる…」と初めてここでほっとしました。

赤ちゃん、羊水をたくさん飲んでしまって、苦しい思いをしていたらしいですえーん

そして経産婦さんならご存知、赤ちゃんが出てきたからって終わりではない出産という仕事。
次は胎盤を出すためにもう一仕事…
これが、もう一人赤ちゃんいるんじゃない?!って位の重み。
この胎盤を出すのにも助産師さん手間取ってました笑い泣き
そして胎盤が出たら先生による縫合。麻酔の注射痛い!縫合も結局痛い!
その後は縫合の痛みがじんじん…

あの手この手でとっても苦労した今回の出産。
一言で言ったら壮絶でした。
とにかく痛かった。
一人目とは全然違った。

でも、結果的に母子共に健康で、赤ちゃんも五体満足で産まれてきてくれて…

赤ちゃん、3660g 50cm
胎盤、750g

赤ちゃんも大きければ胎盤も大きかった…
(だいたい500gくらいだそう)

胎盤がしっかりしてたからお腹の居心地良かったのかな?
ずっと一緒にいてくれてありがとう
私達すごく頑張ったね。