まずは、人が純朴、純粋だなあと思いました。
臼杵で乗ったタクシーさんが同級生の家まで知っていたことや、何カ所か回ってもらったこともありましょうけど、駅について電車に乗ろうと改札口を入ったところへ後ろからポンポンと背をたたくので振り返ると紺の制服のツバ付きの帽子をかぶった人が立っているのです。
何か切符を間違えたかと一瞬思ったのですが、実は、さっきのタクシーの運転手さんが、車内販売も無く、途中に何も売る売店がないので、多分お腹がすくだろうと、パンを2個買って届けてくれたのです。パン、2ヶ。
でもこれは大変ありがたく、道中お腹をすかせずに旅が出来ました。九州だからのことと思いました。ありがとうございました、運転手さん。良い思い出の旅が出来ました。
また、都城駅では、何か見る所を聞いた折、公園と神社を教えてくれ、旅の荷物を背負って歩き出そうとしたら、荷物を預かりましょうって。
これも都市部では考えられないこと。何も言わないのに先方から!
暖かい、うれしい想い出に。
お腹がすいていてすぐ食べてしまい失敗!パンの写真を写せませんでした。
食べられませんが代わりに臼杵の石仏。
石とは言え国宝です。