私が50年取って来た方針です。

私は創業以来、大きくすることよりも、先ず小さくて良いから確実な、そして良い会社をと目指して来ました。その上で成長していくことが大切に思えたからです。それは今も変わりません。

でもいつまでも小さいままでは、社員達もつまらないでしょうし、経営に当る私もつまらないです。人間は成長を望む生き物だからでしょう、それに、何よりも世の中が成長して行くのですから、結果として置いてけぼりを食ってしまいます。

 

長い間には社員達の中には、会社が大きくなることをきらう人も創業間もない頃も、中期にも、そしてその後も、この会社が大きくなることを望まない人達が居ました。背伸びしても仕方ないとか、数名の会社に入ったのだからとか何かと成長を望まない人なども居ました。

それぞれの好み、能力、考え方はありましょうけど、私は常々多く人の意見は聞きますが、絶対ダメという意見には沿いません、そしてそのようにやって来た結果が現在です。

 

会社が始まった頃の小さいままでは、今日の楽しさはないでしょうし、社会はどんどん成長していくのに自分たちだけは50年前のまま、では淋しいですものね。

 

設立当時と比べて

 資本金

 20倍

 売上

 62倍

 経営利益

 300倍

 使用面積

 35倍

 人数

 25倍

注. 工場を含めると使用面積は150倍です。

100%出資の子会社を含めると人数は40倍で面積は240倍に。

何分にも当初の元=分母が小さいので、倍率で見るとすごくなるんです。