理由に諸説あり。
昔は偉い人は牛車に乗ってお出かけに。牛は塩が好きで塩のある店の前で動かなくなるので、仕方なく主は降りて店に入る、と言う故事に寄るのだと。
これも昔々、玄宗皇帝が三千人も居た側室の所へ牛車に乗って行くとき、さてどれにしようかなと迷っていたら、牛が塩の前に止まって舐め始めて動かないので、そこの側室にしたと言う故事。こっちの方が原典かもですね。
でも本当に牛は塩が好きなんですかねえ。
もう一つは、飲み屋のおやじがまことしやかに、やな客が来ないように塩を撒く=置くのだと。
それを聞いて、のんべえさん達は皆追い出されてはかなわないとおとなしく飲んでました。
もう二十年位前のことですが、良く飲んでた方達の多くは亡くなってしまいました。
私はやめたのでまだ生きています。
飲み屋さんの前にはしばしば塩が置かれています。
一部上場の店でもです。
