山口県の徳山へ出張の折、山陽新幹線でエヴァンゲリオン500なる285/hで走る特急に乗りました。

二十数年前出来た500Ⅹ形です。当時は新神戸を出ると300/hを出し、車内では放送も有りました。

でも、東海道新幹線区間では300/hは出せないため、現在のゆったりした700系に置き換わってしまいました。

結果退役将校のような電車になってしまった感が有りましたが、工夫はするもの。 人気のエヴァンゲリオンになぞらえ、そのようにネーミングし、車内も1号車には客席を設けず、エヴァンゲリオンの実物大のコックピットを置き、3日以上前の予約に限り乗せるのだそうです。子供が喜ぶだろうねと言ったら、アテンダントさんが、いえ大人にも人気があるんですと。

そもそも実物大のコックピットというのですが、エヴァンゲリオンそのものに実物があるんですかね。

JRさんも人を食ったような工夫をするものです。

 

 

 

エヴァンゲリオン500.

 

 エヴァンゲリオンとは言っても元々は500ⅹを塗り替えたり内部変えたりしたもので、この開発においては色々な発見、開発が行われ、騒音の低下を始め、パンタグラフの数を大巾に減じることが出来たりと輝かしい技術上の足跡を残しています。今、在来線の屋根でもパンタグラフが以前よりずっと少なくなっています。欲のふかい電車では1両に2つも付いたものもありましたものね。