人の名前をネーミングとはあまり聞きませんが、一大のブログに使っている私の名前の出自です。

自分の名前につきましては、物心が付いたときから、犬が名前を呼ばれると自分のことだと分かるように、私も自分のことだと思って何の気なしに過ごして来ていました。

大人になってからふと祖母にその所以を聞いたら、父が祖父に相談しつつ付けたと言ってました。

家には名前の辞典のようなかなり分厚い古くからの本が有り、何やら頼まれると近所の人や、自分ちの子供の名前やらを付けていました。

私のはそれにも照らし、かつ祖父と親交のあった巌谷一六と言う人の名前が気に入り一六にしようと思ったようです。でも、真似るようなのもどうかと、一太にしようか、ちょっと変かなと一大になったとのこと。

祖父は昔々、当時日本で一番若く20代で村長になり、日本で一番長く村長してて私の生まれた頃までやっていたため、自分の名前がむずかしくて選挙のたびに大変だったとの思いがあり、一大なら簡単でよいと賛成だったとのことです。

ただ、一大だと偉くなったときは良いけど、成りそびれるとちょっと気が引けて可愛想と言うことでモトヒロとカナを振り、一件落着、親心。それで“モトヒロ”となったそうです。(つづく)








偉くなりそびれた私。