親友を失うって、ほんとうに辛く淋しいことです。

高校時代非常に優秀な成績だった親友が3年近くの入退院の末、亡くなってしまいました。

呼吸困難が続き、奥様に迷惑を掛けると大変気にしていた、優しいやつでした。

社会人になっても付き合いは続き、旅行会社に居て、国内外を含む社員旅行、設立記念日の行事、出張から家族旅行まで、的確なアドバイスのもとお世話になりました。

病を得ての入院先がお茶の水で、私の通勤の乗り換え駅だったため、ちょこちょこ見舞うことが出来ました。

卒業後最も多く会った一人となり、その後もメールで交信が続きました。

奥様や同期の話によれば、一大さん、一大さんとよく云ってたと、ご縁と云うものかも。

まさか、そんな彼のお骨を拾う日が来ようとは。

昔 父が親しい友人のお葬式の後、上がり框に腰を下ろしたまま、何も云わず、しばし 憔悴した姿で居るのを見掛けましたが、今わかる気がします。

 そして、その父も もう居りません。





彼のお世話で行った、サイパン島旅行。

 1989年。







 

 八丈島旅行の帰り、乗ったYS-110号機の見学から始まり、若い日の国内出張に良く乗った懐かしい機体。恩師木村秀政先生の監修による名機で、唯一の国産旅客機。ロールスロイスのジェットエンジンが搭載され、プロペラで飛ぶ独特な静かな飛行音が懐かしいです。でも今はもう日本の空は飛んでいません。